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【R18】扇情の告白① 堕ちた人妻(改訂版)
第2章 陥落 (思いがけない反撃に妻は男に征服される)
初めての行為から、数週間後のことでした。
会社の人気のない廊下でたまたま二人きりの状況になった時に、上山が再度関係してほしいと妻に迫ってきたのです。
当然、妻は最初は取り合いませんでした。
しかし、あなたとのことが忘れられないんです、もう一度だけでも、と懇願されているうちに心が揺らぎ、ついもう一度だけならと承諾してしまいました。

ただ、二度目の行為も最初の時と同じような結果に終わったそうです。
上山は所謂早漏ですぐに果ててしまいました。
妻はこれで本当に最後にするつもりでしたが、その後も、上山にせがまれる度についほだされてしまい、三度、四度とその後も関係を続けていきました。

ここまで読まれた方の中には、これまでの話が私の妻が若い男との逢瀬を楽しんでいるだけで、「寝取られた」とは違うのではないかと感じられた方もいるかと思います。
確かにこの時まではそうでした。
この話には、まだ続きがあります。

妻と上山の関係は続きましたが、妻は上山との関係にそれほどのめり込んでいたわけではありませんでした。
上山の極度の早漏は一向に改善される気配がなく、上山の独り相撲のような性交を重ねるのみでした。妻も口で先に一度射精させたり、違う体位で抱かせてみたりしましたが、効果はなかったそうです。
この時点では、妻は上山との行為で快楽を得ようとは思ってはいませんでした。
何度か体を合わせるうちに、自分の体に夢中でむしゃぶりつき、そして敢えなく果てる若い男に、微かな優越感を感じながら行為を続けていたといいます。
女を教えて自信をつけさせる、という当初の思いとは矛盾している気がしますが、そう思うことで不貞行為への罪悪感を薄めたかったのかもしれません。
ただ、そんな意識が気がつかないうちに上山への態度に現れていたのでしょうか。
上山は、徐々に妻への暗い感情を心の奥に蓄積させていたのです。
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