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モーニングコーヒー
第9章 レベル9〜りんさんのスペック、あるいは思いもよらないスキル
何かある毎に、
知らないりんさんが現れる。
その度に俺は、
驚き、
更に惹かれていく。
勇者はりんさん。
俺はそれに惹かれて、
後ろを歩く従者だったのか。
そう思ったら、
可笑しくて笑ってしまう。
そんな俺も、
悪くない。
「なあに?
どうしたの?」と、
あどけない顔で尋ねるりんさんが可愛すぎて、
秀人が居るのに思わず抱き締めてしまった。
「ちょっ…ちょっと、駿さん!
ハグと軽いチューまでにしてよね?」と、
秀人に言われてしまう。
「いや、
あまりにも可愛くて」
「当たり前じゃん。
ママは世界一、可愛いんだよ?」と言う。
「りんさんのこと、何にも知らないんだなと思ったけど、
どんなりんさんも可愛くてさ。
俺、もうダメ。
すっかり溺れた」
「やだ。
そんな…。
私も駿さんのこと、
知らないことばかりだけど、
それも楽しいなって思って…」
「どこで素振り、やってたの?」
「えっ?
私の仕事部屋。
でも、駿さんは無理よ?
多分、天井に竹刀が当たっちゃう。
2人とも、素振りするなら、
駐車場スペースとか中庭かな?
屋上は確か、出られないの」と言う。
そう言えば、りんさんの仕事部屋も見たことなかったなと思った。
「素振りしてるトコ、見せて?」と言うと、
「えっ?
やだ。恥ずかしいもん」と笑う。
「部屋が見たいな」と言うと、
「んー。
笑わない?
散らかってるの」と言う。
他の部屋のシンプル具合と片付けっぷりからすると、
散らかってるというのが俄には信じ難い。
「そうだね。
あの部屋は、ヤバい」と、
秀人もクスクス笑う。
余計に気になって、
「見たい」と言うと、
寝室の隣の部屋のドアを開けてくれた。
知らないりんさんが現れる。
その度に俺は、
驚き、
更に惹かれていく。
勇者はりんさん。
俺はそれに惹かれて、
後ろを歩く従者だったのか。
そう思ったら、
可笑しくて笑ってしまう。
そんな俺も、
悪くない。
「なあに?
どうしたの?」と、
あどけない顔で尋ねるりんさんが可愛すぎて、
秀人が居るのに思わず抱き締めてしまった。
「ちょっ…ちょっと、駿さん!
ハグと軽いチューまでにしてよね?」と、
秀人に言われてしまう。
「いや、
あまりにも可愛くて」
「当たり前じゃん。
ママは世界一、可愛いんだよ?」と言う。
「りんさんのこと、何にも知らないんだなと思ったけど、
どんなりんさんも可愛くてさ。
俺、もうダメ。
すっかり溺れた」
「やだ。
そんな…。
私も駿さんのこと、
知らないことばかりだけど、
それも楽しいなって思って…」
「どこで素振り、やってたの?」
「えっ?
私の仕事部屋。
でも、駿さんは無理よ?
多分、天井に竹刀が当たっちゃう。
2人とも、素振りするなら、
駐車場スペースとか中庭かな?
屋上は確か、出られないの」と言う。
そう言えば、りんさんの仕事部屋も見たことなかったなと思った。
「素振りしてるトコ、見せて?」と言うと、
「えっ?
やだ。恥ずかしいもん」と笑う。
「部屋が見たいな」と言うと、
「んー。
笑わない?
散らかってるの」と言う。
他の部屋のシンプル具合と片付けっぷりからすると、
散らかってるというのが俄には信じ難い。
「そうだね。
あの部屋は、ヤバい」と、
秀人もクスクス笑う。
余計に気になって、
「見たい」と言うと、
寝室の隣の部屋のドアを開けてくれた。