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モーニングコーヒー
第9章 レベル9〜りんさんのスペック、あるいは思いもよらないスキル
りんさんの部屋は、色の洪水だった。

カーテンは原色つかいの大きな花柄〜マリメッコっていうらしい。

ソファには大量のクッション。
色々な色や柄のヤツ。

デスクは大きい木製で、
パソコンの他に、
スケッチブックや色鉛筆が置いてある。

もう一つ、大きなテーブルがあって、
ミシンやら布やら、
他にも細々したモノが置いてある。


壁際にはたくさん引き出しがついたアンティーク風の棚が置いてある。


大きなコルクボードには、
たくさんの写真や子供が描いたような絵がカラフルなピンで留めてあった。

本棚には、洋書が無造作に並んでいる。


部屋の片隅には大きな鏡と竹刀が置いてあった。



「ね?
ゴチャゴチャでしょ?」と、
本当に恥ずかしそうに笑う。


「ここは、なんでも出しっ放しにしても良い部屋にしてるの」と、
悪戯を見つけられた子供みたいな顔をする。


竹刀を手にすると、
「1人で落ち着かない時は、
ここで素振りをしてるの」と言って、
綺麗な姿勢で素振りをしてみせて、
鏡越しに目が合うと笑った。


「でも、多分、
駿さんはダメ。
天井についてしまうでしょう?」


確かにこの高さだと天井についてしまう。


「秀人はギリギリ、
大丈夫かな?」と笑った。



「いけない!
夕食の用意、しないと!
駿さん、8時から配信でしょう?
今日はポトフなの。
パンで良いかしら?」と言いながら、
キッチンに行ってしまった。



「やばい。
俺も、配信の準備してくるわ」と言うと、

「僕はここで素振りしてみる」と秀人は笑った。
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