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モーニングコーヒー
第10章 レベル10〜2ボスの攻略
翌日、カフェの仕事が終わって帰宅してすぐに久し振りに実家に電話をした。
母親が電話を取った。
まだ、オヤジは帰宅してないようだった。
物凄く素っ気ない言い方で、
入籍したことと、
挨拶に行きたいってことを伝えた。
「まあ!
どんなお嬢様なの?
歳は?
卒業された大学は?
ご両親のお仕事は?」とあれこれ訊きたがる。
俺はうんざりして、
「最高に可愛い女性だよ。
で、土曜日はオヤジ、
家に居るのかな?」と訊くと、
「多分」と言った。
「金曜はオペを入れてて、
午前中は最近ゆっくり寝てることが多いかしら?」
「ふーん。
土曜といえば昔はゴルフばかりだったのにな」と言いながら、
オヤジも歳を取ったもんだなと思った。
「じゃあ、2時頃に行くよ」と言って電話を切った。
大学か…。
アメリカの大学ってことしか知らない。
お父様は日系ブラジル移民の家系って言ってたよな。
でもって、脳外科のドクターで、
今はブラジルで病院やってる。
うちと変わらないよな?
お母様は、日系アメリカ人の家系?
専業主婦っぽかったし、
なんか、似てる家なのかな?
いや、Skypeで話す感じは、
うちよりフレンドリーだった。
年齢と秀人のことを言うと、
激怒したり、
失礼なことを言わないかな?
心配過ぎる。
そんな態度だったら、
絶縁しよう。
俺は密かにそんなことを考えていた。
りんさんはばあちゃんの家のリフォームのことで結構頭が一杯らしく、
業者さんを決めて、
見積もり取ったり、
カタログを見たりしていた。
「費用は俺が出すよ?」と言っても、
「ダメ。
私の両親用のリフォームだから!」と言って、
見積もりも見せてくれなかった。
「その代わり、任せて貰っても良いですか?」と言って、
実に楽しそうにしている。
Skypeでお母様ともカタログ見せながら、
クスクス笑ってる。
りんさんの世界は、
笑顔しかないのかもしれない。
それを見てると、
俺も楽しくなってきてしまった。
母親が電話を取った。
まだ、オヤジは帰宅してないようだった。
物凄く素っ気ない言い方で、
入籍したことと、
挨拶に行きたいってことを伝えた。
「まあ!
どんなお嬢様なの?
歳は?
卒業された大学は?
ご両親のお仕事は?」とあれこれ訊きたがる。
俺はうんざりして、
「最高に可愛い女性だよ。
で、土曜日はオヤジ、
家に居るのかな?」と訊くと、
「多分」と言った。
「金曜はオペを入れてて、
午前中は最近ゆっくり寝てることが多いかしら?」
「ふーん。
土曜といえば昔はゴルフばかりだったのにな」と言いながら、
オヤジも歳を取ったもんだなと思った。
「じゃあ、2時頃に行くよ」と言って電話を切った。
大学か…。
アメリカの大学ってことしか知らない。
お父様は日系ブラジル移民の家系って言ってたよな。
でもって、脳外科のドクターで、
今はブラジルで病院やってる。
うちと変わらないよな?
お母様は、日系アメリカ人の家系?
専業主婦っぽかったし、
なんか、似てる家なのかな?
いや、Skypeで話す感じは、
うちよりフレンドリーだった。
年齢と秀人のことを言うと、
激怒したり、
失礼なことを言わないかな?
心配過ぎる。
そんな態度だったら、
絶縁しよう。
俺は密かにそんなことを考えていた。
りんさんはばあちゃんの家のリフォームのことで結構頭が一杯らしく、
業者さんを決めて、
見積もり取ったり、
カタログを見たりしていた。
「費用は俺が出すよ?」と言っても、
「ダメ。
私の両親用のリフォームだから!」と言って、
見積もりも見せてくれなかった。
「その代わり、任せて貰っても良いですか?」と言って、
実に楽しそうにしている。
Skypeでお母様ともカタログ見せながら、
クスクス笑ってる。
りんさんの世界は、
笑顔しかないのかもしれない。
それを見てると、
俺も楽しくなってきてしまった。