この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
モーニングコーヒー
第13章 レベル13〜配信者Linの懐妊
秋になると、面白い動きもあった。
りんさんのお父様が、
「のんびりするのに飽きたから、
仕事をしたい」と言い出した。
特に語学力を活かして、
外国人のことを診察する町医者になりたいと言う。
その流れで、
りんさんは思い掛けない提案をした。
「駿さんが嫌じゃなかったら…
秀人の父親の病院、
紹介しようと思うの」
「えっ?」
俺は思わず、大きな声を出してしまう。
「あそこは立地が良いし、
近くにたくさん大使館もあって、
外国人が多かったわ?
私、よく通訳頼まれてたもの」
「りんさん、嫌じゃないの?」
「過去のことは、もう水に流しました。
彼も心から反省してたと思うし、
今は京子さんと2人で、
仲良くしてると思うの。
彼のことや、お姑さんのことは、
両親には話してないし。
先に話をしてみてから、
パパに言った方が良いかな?
駿さん、一緒に行ってくれる?」
「んー。
秀人はどうかな?
嫌な気待ち、しないかな?」
「じゃあ、秀人も連れて行きます?」
りんさんは本当に、
穏やかで天使みたいな顔で言う。
気にしてる俺の方が、
心が狭いんだろうか?
「それとね…。
出来たみたい」
「えっ?
何が?」
「…赤ちゃん…」
「えっ?」
「もう、ずっと生理来てないもの」
「わ。
病院、行かないと!」
「秀人を産んだ病院でも良い?
同じ先生の方が安心だから…」
「いいよ。
じゃあ、明日、行こう!」と言って、
そっと抱き締めてキスをした。
「大丈夫?
悪阻は?
あ!
セックスしてて平気だったのかな?」
「コーヒーの匂いが苦手になったくらいかな?」
「だからここのところ、
朝、焙じ茶だったんだ。
俺、コーヒー飲んでるけど、大丈夫?
気持ち悪くならなかった?
俺も焙じ茶にする?」
「駿さん、落ち着いて?
大丈夫だから…。
でも…あんまり激しいのは心配かもね?」と言って、
俺の頬にそっとキスをする。
「やばい。
嬉しすぎて涙が出る」
「やだ。
駿さんてば…。
父ちゃんなんだから、
しっかりして?」と言って、
りんさんはそっと俺を抱き締めてくれる。
「とにかく、明日、
病院だな。
今日は静かに寝よう」と言ったけど、
俺は嬉しくてなかなか眠れなかった。
りんさんのお父様が、
「のんびりするのに飽きたから、
仕事をしたい」と言い出した。
特に語学力を活かして、
外国人のことを診察する町医者になりたいと言う。
その流れで、
りんさんは思い掛けない提案をした。
「駿さんが嫌じゃなかったら…
秀人の父親の病院、
紹介しようと思うの」
「えっ?」
俺は思わず、大きな声を出してしまう。
「あそこは立地が良いし、
近くにたくさん大使館もあって、
外国人が多かったわ?
私、よく通訳頼まれてたもの」
「りんさん、嫌じゃないの?」
「過去のことは、もう水に流しました。
彼も心から反省してたと思うし、
今は京子さんと2人で、
仲良くしてると思うの。
彼のことや、お姑さんのことは、
両親には話してないし。
先に話をしてみてから、
パパに言った方が良いかな?
駿さん、一緒に行ってくれる?」
「んー。
秀人はどうかな?
嫌な気待ち、しないかな?」
「じゃあ、秀人も連れて行きます?」
りんさんは本当に、
穏やかで天使みたいな顔で言う。
気にしてる俺の方が、
心が狭いんだろうか?
「それとね…。
出来たみたい」
「えっ?
何が?」
「…赤ちゃん…」
「えっ?」
「もう、ずっと生理来てないもの」
「わ。
病院、行かないと!」
「秀人を産んだ病院でも良い?
同じ先生の方が安心だから…」
「いいよ。
じゃあ、明日、行こう!」と言って、
そっと抱き締めてキスをした。
「大丈夫?
悪阻は?
あ!
セックスしてて平気だったのかな?」
「コーヒーの匂いが苦手になったくらいかな?」
「だからここのところ、
朝、焙じ茶だったんだ。
俺、コーヒー飲んでるけど、大丈夫?
気持ち悪くならなかった?
俺も焙じ茶にする?」
「駿さん、落ち着いて?
大丈夫だから…。
でも…あんまり激しいのは心配かもね?」と言って、
俺の頬にそっとキスをする。
「やばい。
嬉しすぎて涙が出る」
「やだ。
駿さんてば…。
父ちゃんなんだから、
しっかりして?」と言って、
りんさんはそっと俺を抱き締めてくれる。
「とにかく、明日、
病院だな。
今日は静かに寝よう」と言ったけど、
俺は嬉しくてなかなか眠れなかった。