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モーニングコーヒー
第13章 レベル13〜配信者Linの懐妊
帰宅する前に俺の実家に立ち寄ると、
たまたま両親も秀人も家に居た。
りんさんの妊娠を報告すると、
物凄く喜んでくれた。
「性別は?」と秀人が訊く。
「まだ判らないんじゃないかしら?
それに、私、訊かないようにしようかなって思ってるの。
どちらでも嬉しいから」
「んー。
そうだね。
僕の子分になる弟も良いし、
妹だったらメッチャ可愛いだろうし、
どっちでも良いよね?」
「先生、秀人は元気かなって言ってたわ」
「僕、覚えてないけど?」
「そりゃ、そうよね?」
と、りんさんは笑う。
両親が席を離れた時に、
「そうだ。
パパがね、お医者様の仕事、やりたいって言っててね。
お父さんの病院、
紹介しようと思うんだけど…」
とりんさんが言った。
「えっ?
ママ、嫌じゃないの?
酷いこと、されたんでしょ?
僕も殴られたよ?」
「秀人が嫌なら、
この話は辞めておく。
でも、私…
もう過去のことだから気にしてないの」
「えっ?」
「お父さんもきっと、
辛くてどうしようもなかったのかなって。
私もその気持ちに寄り添えなかったし。
それに、今、とても幸せだし。
お父さんも京子さんと幸せなら、
それで良いと思ってるの」
「駿さん、どう思うの?
嫌じゃない?
ママ、お人好し過ぎない?」
「俺は…
りんさんと秀人が良いなら…。
勿論、りんさんにしたことは、
許せないけど、
愛情はあったと思うし、
憎み合うより、
許しあった方が、建設的かなって…」
「んー。
なんかさ、本当にお人好しだよね?
2人とも。
まあ、ママが良いなら別に良いよ」
「ありがと。
じゃあ、お父さんの処に行って話してくるわね?
秀人も行く?」
「僕は行かない。
まだ、ちょっと気持ちの整理も出来ないから」
「判ったわ?
じゃあ、駿さんと行ってくるわね?」
そして、りんさんはその場で、元夫さんに電話を掛けて、
その足で訪問することになった。
たまたま両親も秀人も家に居た。
りんさんの妊娠を報告すると、
物凄く喜んでくれた。
「性別は?」と秀人が訊く。
「まだ判らないんじゃないかしら?
それに、私、訊かないようにしようかなって思ってるの。
どちらでも嬉しいから」
「んー。
そうだね。
僕の子分になる弟も良いし、
妹だったらメッチャ可愛いだろうし、
どっちでも良いよね?」
「先生、秀人は元気かなって言ってたわ」
「僕、覚えてないけど?」
「そりゃ、そうよね?」
と、りんさんは笑う。
両親が席を離れた時に、
「そうだ。
パパがね、お医者様の仕事、やりたいって言っててね。
お父さんの病院、
紹介しようと思うんだけど…」
とりんさんが言った。
「えっ?
ママ、嫌じゃないの?
酷いこと、されたんでしょ?
僕も殴られたよ?」
「秀人が嫌なら、
この話は辞めておく。
でも、私…
もう過去のことだから気にしてないの」
「えっ?」
「お父さんもきっと、
辛くてどうしようもなかったのかなって。
私もその気持ちに寄り添えなかったし。
それに、今、とても幸せだし。
お父さんも京子さんと幸せなら、
それで良いと思ってるの」
「駿さん、どう思うの?
嫌じゃない?
ママ、お人好し過ぎない?」
「俺は…
りんさんと秀人が良いなら…。
勿論、りんさんにしたことは、
許せないけど、
愛情はあったと思うし、
憎み合うより、
許しあった方が、建設的かなって…」
「んー。
なんかさ、本当にお人好しだよね?
2人とも。
まあ、ママが良いなら別に良いよ」
「ありがと。
じゃあ、お父さんの処に行って話してくるわね?
秀人も行く?」
「僕は行かない。
まだ、ちょっと気持ちの整理も出来ないから」
「判ったわ?
じゃあ、駿さんと行ってくるわね?」
そして、りんさんはその場で、元夫さんに電話を掛けて、
その足で訪問することになった。