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モーニングコーヒー
第14章 レベル14〜忘れていた訳じゃない
俺のパニックっぷりに気づいて、
りんさんがのんびりした口調で笑う。
「駿さん?
どうしたの?
お仕事で何かあったの?」
「りんさん、ごめん。
あまりにもバタバタしていて…
結婚式、するの、
忘れてた!!」
りんさんも周りもポカンとした後、
大笑いする。
それにつられて、
瑛人が泣き出したので、
慌ててりんさんがあやす。
「いや、忘れていた訳じゃなくて、
ちゃんとやろうと思ってたんだけど、
なんか怒涛のように色んなことがあって…」
「駿さん、良いじゃない。
こうやって頻繁にみんなで会えてるだけで、
結婚式みたいよ?
瑛人も居るから、とても結婚式とか無理だし。
ほら、こんなに素敵なブレスレット、
頂いたし…」とりんさんは笑う。
「結婚式だけじゃなくて、
新婚旅行もまだなんじゃない?」と、
秀人が、冷静な口調でダメ押しした。
「うわー。
俺、最低じゃん」と頭を抱えると、
「私も忘れてたから、
おんなじよ?」とりんさんが言う。
「忘れていたフリかもね?」と、
オヤジが生真面目な口調で言うから、
また、みんながドッと笑った。
瑛人も合わせるように、
笑顔で何かモグモグと言った。
「結婚式より、写真館で家族写真、撮りたいな。
お宮参り…でしたっけ?
その時に!!」と、
りんさんが言うと、
また、みんながワイワイと賑やかに話を始める。
俺はりんさんの手を握り締めて、
「りんさん、ごめんね」と言うと、
物凄く優しい笑顔を見せてくれた。
りんさんがのんびりした口調で笑う。
「駿さん?
どうしたの?
お仕事で何かあったの?」
「りんさん、ごめん。
あまりにもバタバタしていて…
結婚式、するの、
忘れてた!!」
りんさんも周りもポカンとした後、
大笑いする。
それにつられて、
瑛人が泣き出したので、
慌ててりんさんがあやす。
「いや、忘れていた訳じゃなくて、
ちゃんとやろうと思ってたんだけど、
なんか怒涛のように色んなことがあって…」
「駿さん、良いじゃない。
こうやって頻繁にみんなで会えてるだけで、
結婚式みたいよ?
瑛人も居るから、とても結婚式とか無理だし。
ほら、こんなに素敵なブレスレット、
頂いたし…」とりんさんは笑う。
「結婚式だけじゃなくて、
新婚旅行もまだなんじゃない?」と、
秀人が、冷静な口調でダメ押しした。
「うわー。
俺、最低じゃん」と頭を抱えると、
「私も忘れてたから、
おんなじよ?」とりんさんが言う。
「忘れていたフリかもね?」と、
オヤジが生真面目な口調で言うから、
また、みんながドッと笑った。
瑛人も合わせるように、
笑顔で何かモグモグと言った。
「結婚式より、写真館で家族写真、撮りたいな。
お宮参り…でしたっけ?
その時に!!」と、
りんさんが言うと、
また、みんながワイワイと賑やかに話を始める。
俺はりんさんの手を握り締めて、
「りんさん、ごめんね」と言うと、
物凄く優しい笑顔を見せてくれた。