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モーニングコーヒー
第14章 レベル14〜忘れていた訳じゃない
「週末、ベビちゃん、
見ててあげるから、
あなた達、たまには2人きりでお泊まりでもしてきたら?」
のんびり朝食をしている時に、
りんさんのお母様が突然そんなことを言うので、
コーヒーが気管に入ってしまって、
死ぬかと思うほど咳き込んでしまった俺を、
りんさんは優しく背中をトントンしてくれてた。
「だって、新婚旅行はおろか、
2人でちょっとした旅行も行ってないでしょ?
金曜日のお仕事終わってからなら、
2泊くらい、行けるんじゃない?
ほら、母乳は冷凍出来るし、
ミルクも飲む子だし…」
「それは良いプランだね?
車でドライブがてら出掛けても良いしな。
日本は近場でも良い処、
たくさんあるんだろう?」と、
お父様まで言い出す。
俺は振り返ってりんさんを見ると、
りんさんもニコニコして、
「甘えさせて貰っちゃいますか?」と言った。
そんなわけで、
金曜日は簡単な旅支度をして車に荷物を詰め込んで出社して、
夕方、まとめ動画の配信だけスタッフに頼んで、
車で西へと向かった。
とはいえ、急なことでもあったので、
物凄く近場の伊豆方面に行くことにした。
チェックインは遅くなりそうなので、
途中、海鮮が美味しそうな気配の店で夕食にした。
金目鯛や地元の海で採れた新鮮なものを食べて、
大満足な気持ちで南下してホテルに到着した。
オーシャンビューのゆったりした部屋で、
久し振りにに2人きりの夜を迎えることになったけど、
俺、なんか緊張してしまっていた。
ベランダに出て、
のんびり波の音を聴きながらキスをしていると、
波に攫われてしまいそうなほどの気持ちになってしまって、
夢中で何度も口づけを繰り返した。
溜め息をつきながら唇を離すと、
ツーっと銀の糸が2人を繋いでいた。
俺はりんさんを強く抱き締めて、
「愛してる」と『ソルト』の声で囁くと、
りんさんもギュッと俺を抱き締めてくれた。
絡まり合いながら部屋に入って、
ソファに座ってもっと濃厚なキスをする。
夜は始まったばかりだった。
見ててあげるから、
あなた達、たまには2人きりでお泊まりでもしてきたら?」
のんびり朝食をしている時に、
りんさんのお母様が突然そんなことを言うので、
コーヒーが気管に入ってしまって、
死ぬかと思うほど咳き込んでしまった俺を、
りんさんは優しく背中をトントンしてくれてた。
「だって、新婚旅行はおろか、
2人でちょっとした旅行も行ってないでしょ?
金曜日のお仕事終わってからなら、
2泊くらい、行けるんじゃない?
ほら、母乳は冷凍出来るし、
ミルクも飲む子だし…」
「それは良いプランだね?
車でドライブがてら出掛けても良いしな。
日本は近場でも良い処、
たくさんあるんだろう?」と、
お父様まで言い出す。
俺は振り返ってりんさんを見ると、
りんさんもニコニコして、
「甘えさせて貰っちゃいますか?」と言った。
そんなわけで、
金曜日は簡単な旅支度をして車に荷物を詰め込んで出社して、
夕方、まとめ動画の配信だけスタッフに頼んで、
車で西へと向かった。
とはいえ、急なことでもあったので、
物凄く近場の伊豆方面に行くことにした。
チェックインは遅くなりそうなので、
途中、海鮮が美味しそうな気配の店で夕食にした。
金目鯛や地元の海で採れた新鮮なものを食べて、
大満足な気持ちで南下してホテルに到着した。
オーシャンビューのゆったりした部屋で、
久し振りにに2人きりの夜を迎えることになったけど、
俺、なんか緊張してしまっていた。
ベランダに出て、
のんびり波の音を聴きながらキスをしていると、
波に攫われてしまいそうなほどの気持ちになってしまって、
夢中で何度も口づけを繰り返した。
溜め息をつきながら唇を離すと、
ツーっと銀の糸が2人を繋いでいた。
俺はりんさんを強く抱き締めて、
「愛してる」と『ソルト』の声で囁くと、
りんさんもギュッと俺を抱き締めてくれた。
絡まり合いながら部屋に入って、
ソファに座ってもっと濃厚なキスをする。
夜は始まったばかりだった。