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モーニングコーヒー
第15章 レベル15〜ラスボス攻略
席を見ると、
家族の他、たくさんの近しい人達が微笑んでいた。
りんさんの元夫さんと京子さんも後ろの方にそっと座っていた。
剣道の大先生たちも、紋付袴姿で嬉しそうに笑っている。
小川や真人先輩も、
キチンとしたスーツを着ていて、
真人先輩はなんだか号泣しているようだった。
さっきまで「撮影の仕事」を一緒にしていたカメラマンやスタッフも居て、
グルだったことに気づいた。
みんなで写真を撮って、
楽しく食事をした。
りんさんと2人、テーブルを回って、
丁寧に挨拶をしていった。
俺の方が感極まって泣いてしまって、
りんさんは和やかに微笑んでは俺の涙を拭いてくれていた。
そして、その後、
「別室に配信ブースが作ってあって、
公開で結婚報告の記者会見を配信することになってるから」と、
小川とスタッフがとんでもない事を言い出した。
「えっ?」
「駿介は、『ソルト』の格好で良いよ。
サングラスもしたままで。
りんさんは、既に会社立ち上げの時から顔出ししてるから、
そのままで良いよね?
結婚式をようやく挙げたことと、
新作ゲーム発表会、やらせて?」と、
小川はやり手社長の顔でニヤリと言った。
「チームソルトとして、ゲーム配信やバグを見つけたりするのをずっとやってきてたチャットの常連さん達も呼んでるよ。
ずっとりんさんに会いたいって言ってたからね?
ある種、株主さんでしょ?
スパチャの一部を会社の資本金に使ったんだからさ」と続ける。
「りんさん、大丈夫?
顔出しして記者会見って…」
「そんなニュースになる訳でもないし、
大丈夫ですよ?」とニコニコしながら、
いつものおっとりした口調でりんさんは笑った」
家族の他、たくさんの近しい人達が微笑んでいた。
りんさんの元夫さんと京子さんも後ろの方にそっと座っていた。
剣道の大先生たちも、紋付袴姿で嬉しそうに笑っている。
小川や真人先輩も、
キチンとしたスーツを着ていて、
真人先輩はなんだか号泣しているようだった。
さっきまで「撮影の仕事」を一緒にしていたカメラマンやスタッフも居て、
グルだったことに気づいた。
みんなで写真を撮って、
楽しく食事をした。
りんさんと2人、テーブルを回って、
丁寧に挨拶をしていった。
俺の方が感極まって泣いてしまって、
りんさんは和やかに微笑んでは俺の涙を拭いてくれていた。
そして、その後、
「別室に配信ブースが作ってあって、
公開で結婚報告の記者会見を配信することになってるから」と、
小川とスタッフがとんでもない事を言い出した。
「えっ?」
「駿介は、『ソルト』の格好で良いよ。
サングラスもしたままで。
りんさんは、既に会社立ち上げの時から顔出ししてるから、
そのままで良いよね?
結婚式をようやく挙げたことと、
新作ゲーム発表会、やらせて?」と、
小川はやり手社長の顔でニヤリと言った。
「チームソルトとして、ゲーム配信やバグを見つけたりするのをずっとやってきてたチャットの常連さん達も呼んでるよ。
ずっとりんさんに会いたいって言ってたからね?
ある種、株主さんでしょ?
スパチャの一部を会社の資本金に使ったんだからさ」と続ける。
「りんさん、大丈夫?
顔出しして記者会見って…」
「そんなニュースになる訳でもないし、
大丈夫ですよ?」とニコニコしながら、
いつものおっとりした口調でりんさんは笑った」