この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
モーニングコーヒー
第15章 レベル15〜ラスボス攻略
ゲームの概要説明の後、
いくつかの質疑応答があった。

ゲーム関連の雑誌だけでなく、
一般の新聞社やテレビ局の記者も居て驚いてしまった。

俺だけじゃなくて、りんさんにも質問が飛ぶが、
りんさんは丁寧に質問に答えていく。

海外メディアの記者も居たが、
普通に英語や他の言語で答えるりんさんに会場はどよめいた。



一通り、質疑応答が落ち着くと、
小川が「それでは以上をもちまして新作ゲームの発表会は終了させていただきます」と言った。

すると、
「あのー、すみません。
りんさんの格好の件については?」と、
前方にいた記者の1人が突っ込んできた。


俺とりんさんは顔を合わせて笑ってしまう。


「じゃあ、ここからは結婚式の報告会をします。
ご興味ない方はご退席ください」と小川が言ったけど、
席を立つヒトは居なくて、
パシャパシャとフラッシュが焚かれた。


「入籍した後、
ゲームを使った事業を立ち上げたので、
結婚式を挙げるのをすっかり忘れてました。
今日、ここに連れてこられたら、
いきなり結婚式を挙げることになってて、
驚いているうちに無事に結婚式を挙げることが出来ました」と言うと、
拍手が上がった。


「結婚するきっかけは?」
と、お決まりの質問が飛ぶ。


「俺がバイトしてたカフェにお客でりんさんが来てて…」


「りんさんは?」


「眠たそうな顔のヒトだなって思ってました」


「どっちからアプローチしたんですか?」


「んー。困ったな。
小川、助けて?」


「じゃあ、この話は、
配信しますから、チャンネル登録してくださいね?」とりんさんがまとめてしまった。


「指輪見せてください。
2人で前に立って?」と言われて、
立ち上がってりんさんをエスコートして前に立って、
2人で指輪を見せた。


「折角だから、ソルトさんのチャンネル登録されている皆さんと一緒に写真撮りたいな」とりんさんが言って、
急遽、ひな壇を片付けて椅子を並べ直して集合写真を撮ることになった。


その間に、りんさんや俺と写真を撮りたいというヤツと写真を撮ったりしていた。

りんさんを挟んだ2人のソルト

そんな写真が出来上がるから、
それを見てりんさんが楽しそうに笑う。


そして、
「楽しいこと、思いついた!」とりんさんが言い出した。

またりんさんが暴走する予感がした。


/178ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ