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モーニングコーヒー
第2章 レベル2〜まさかの朝帰り
「やっぱ、泊まったんだ。
お邪魔だった?
ヤッてる最中だといけないから、
ちゃんとピンポン鳴らしたよ?」
と大人びた顔で言うと、
りんさんは紅くなって、
「馬鹿ね?
そんなこと…」と言う。
「えっ?
そうなの?
こいつ、チキンなの?」と、
俺を見て言う。
確かにチキンっていうか、
単なる馬鹿だよ。
反論出来ない。
「じゃあ、今日は僕が泊まっても良い?
ゲームしたいから」
「ダメよ?
お父さんにちゃんと言ってきたの?
それに、ここに来るとゲームばかりしてるじゃない?
ゲームなんて…」
うっ。
耳が痛い。
「だってさ、新しいゲーム、
全然進めてなくて、
友達とも話が合わないんだよ。
お願い?
じゃあ、2時間だけ?
あっちにはPS4ないからさ。
ねぇ、ママ、お願い!」
「あなたのするゲーム、
怖くて乱暴じゃない?
せっかく来てるのに、
つまんないもの」
「良いじゃん。
今日は、オトコが居るしさ。
えっと、名前、なんだっけ?」
「駿さんよ。
塩田駿介さん」
「ふーん。
駿さんね?
りんを宜しく」と、
握手を求められるので、
手を出すと、
「ホントに、寝てないの?
付き合ってるんじゃないの?」と言われる。
「さっき、付き合ってくださいと言ったら、
断られたトコ」
「ふーん。
まあ、りんは真面目だからな。
せいぜい、頑張りな」と一回り下のガキに言われてしまった。
「何のゲーム、やってんの?」と訊くと、
俺がこの処、ライブ配信してるゲームのタイトルを言った。
「あそこまで行った?」と、中ボスの名前を出すと、
「全然!
その前の処で苦戦中」と顔を顰めた。
鞄をソファに投げると、
秀人はリビングの端に置いてあるデスクに置いてあるゲーム機とモニターのスイッチを入れて、
ゲームを始めるのを見て、
りんさんは溜息をついてキッチンに行ってしまった。
俺は暫く、後ろでゲームモニターを眺めていた。
お邪魔だった?
ヤッてる最中だといけないから、
ちゃんとピンポン鳴らしたよ?」
と大人びた顔で言うと、
りんさんは紅くなって、
「馬鹿ね?
そんなこと…」と言う。
「えっ?
そうなの?
こいつ、チキンなの?」と、
俺を見て言う。
確かにチキンっていうか、
単なる馬鹿だよ。
反論出来ない。
「じゃあ、今日は僕が泊まっても良い?
ゲームしたいから」
「ダメよ?
お父さんにちゃんと言ってきたの?
それに、ここに来るとゲームばかりしてるじゃない?
ゲームなんて…」
うっ。
耳が痛い。
「だってさ、新しいゲーム、
全然進めてなくて、
友達とも話が合わないんだよ。
お願い?
じゃあ、2時間だけ?
あっちにはPS4ないからさ。
ねぇ、ママ、お願い!」
「あなたのするゲーム、
怖くて乱暴じゃない?
せっかく来てるのに、
つまんないもの」
「良いじゃん。
今日は、オトコが居るしさ。
えっと、名前、なんだっけ?」
「駿さんよ。
塩田駿介さん」
「ふーん。
駿さんね?
りんを宜しく」と、
握手を求められるので、
手を出すと、
「ホントに、寝てないの?
付き合ってるんじゃないの?」と言われる。
「さっき、付き合ってくださいと言ったら、
断られたトコ」
「ふーん。
まあ、りんは真面目だからな。
せいぜい、頑張りな」と一回り下のガキに言われてしまった。
「何のゲーム、やってんの?」と訊くと、
俺がこの処、ライブ配信してるゲームのタイトルを言った。
「あそこまで行った?」と、中ボスの名前を出すと、
「全然!
その前の処で苦戦中」と顔を顰めた。
鞄をソファに投げると、
秀人はリビングの端に置いてあるデスクに置いてあるゲーム機とモニターのスイッチを入れて、
ゲームを始めるのを見て、
りんさんは溜息をついてキッチンに行ってしまった。
俺は暫く、後ろでゲームモニターを眺めていた。