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モーニングコーヒー
第3章 レベル3〜スゴイ勘違い
新しい週が始まった。
前夜もつい、配信の後、
電話をしてしまった。
「怖い夢見たら、
電話して良いよ」って言ったら、
クスクス笑っていた。
寝坊しなかった俺は、
朝シャンして、
余裕でカフェに歩いて行った。
程なく、りんさんがやって来る。
ダスターでテーブルを拭きながら近づいて、
「おはようございます」と声を掛けた。
「駿さん、おはようございます。
これ…」と、小さい紙袋を手渡してくれる。
「えっ?」
「1つ作るのも2つ作るのも同じだから」
どう考えても、
弁当が入ってるのが判った。
「それと、今日も2時ごろ、
コーヒーのポットサービス、お願い出来ますか?」と言って、
立ち上がるので、
俺は慌てて閉めてあるレジカウンターに入った。
「わざわざ、お弁当箱、洗わなくても大丈夫ですよ?
コーヒーポットと持ってきてくれれば、
私、洗いますから」と言ってくれる。
今から蓋を開けるのが楽しみ過ぎて、
ニヤニヤしてしまうと、
アルバイト学生の純也が、
「あれ?
なんかいつの間に?」と冷やかしてくる。
店が混み合う前に、
弁当をバックヤードで食べた。
どれも美味しくて感激してしまう。
軽く洗って新しい布巾で拭き上げてから紙袋に戻しておいて、
コーヒーポットの配達の時に一緒に持って行った。
店で売ってる小さいチョコを買って、
一緒に入れて持って行った。
この日はりんさんが受付に出て来てくれる。
「ポットの引き取りに伺いますよ」と言うと、
「5時過ぎでも良ければ、
帰るついでに持って行きます」と言う。
「あの…。
美味しかったです」と言うと、
嬉しそうに笑う。
でも、中から呼ばれて、
忙しそうにドアの中に消えてしまった。
前夜もつい、配信の後、
電話をしてしまった。
「怖い夢見たら、
電話して良いよ」って言ったら、
クスクス笑っていた。
寝坊しなかった俺は、
朝シャンして、
余裕でカフェに歩いて行った。
程なく、りんさんがやって来る。
ダスターでテーブルを拭きながら近づいて、
「おはようございます」と声を掛けた。
「駿さん、おはようございます。
これ…」と、小さい紙袋を手渡してくれる。
「えっ?」
「1つ作るのも2つ作るのも同じだから」
どう考えても、
弁当が入ってるのが判った。
「それと、今日も2時ごろ、
コーヒーのポットサービス、お願い出来ますか?」と言って、
立ち上がるので、
俺は慌てて閉めてあるレジカウンターに入った。
「わざわざ、お弁当箱、洗わなくても大丈夫ですよ?
コーヒーポットと持ってきてくれれば、
私、洗いますから」と言ってくれる。
今から蓋を開けるのが楽しみ過ぎて、
ニヤニヤしてしまうと、
アルバイト学生の純也が、
「あれ?
なんかいつの間に?」と冷やかしてくる。
店が混み合う前に、
弁当をバックヤードで食べた。
どれも美味しくて感激してしまう。
軽く洗って新しい布巾で拭き上げてから紙袋に戻しておいて、
コーヒーポットの配達の時に一緒に持って行った。
店で売ってる小さいチョコを買って、
一緒に入れて持って行った。
この日はりんさんが受付に出て来てくれる。
「ポットの引き取りに伺いますよ」と言うと、
「5時過ぎでも良ければ、
帰るついでに持って行きます」と言う。
「あの…。
美味しかったです」と言うと、
嬉しそうに笑う。
でも、中から呼ばれて、
忙しそうにドアの中に消えてしまった。