この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
モーニングコーヒー
第3章 レベル3〜スゴイ勘違い
りんさんは、ほぼ毎朝、
カフェに来て、
俺の分の弁当を届けてくれた。
おにぎりとか、サンドイッチの日もあった。
普段あんまり食べない温野菜とかフルーツもタップリ入っていた。
夜、配信の後、
毎晩は迷惑かなと思いつつ、
早めに終わった時だけ、
おやすみコールをしてた。
「お弁当、大変じゃないの?」と訊くと、
「かえってご迷惑?
手作りのお弁当とか、重たいかな?
ほら、味付けの好みも伝わるかなと思って。
それと、食べ物の好みが合ってるのって、
大切な気がして…。
毎日、お弁当とか、飽きちゃう?」と言うので、
「飽きるわけない。
毎日、開けるの楽しみ!」と慌てて言うと、
クスクス笑う。
「ホントはね、
秀人のお弁当も作りたかったなって思ってて。
使ってるお弁当箱、
秀人が大きくなるのに合わせて買ってたヤツなの」と、
少し淋しそうに言った。
うっ。
抱き締めてあげたい。
でも、電話だからな。
「週末の昼間は、
また、遊びに来れるの?」
「金曜の夜なら、泊まれるよ?」
「えっ?
じゃあ…えっと…。
泊まりに来る?」
「良いの?
ホントに?」と言うと、
電話の向こうで緊張してる気配がしてる気がした。
「だったら、秀人も呼べば?
それなら良いよね?」と、
俺は慌てて付け足すように言ってみた。
秀人が居たとしても、
また、りんさんの家に泊まれるのは、
すごく楽しみだった。
金曜を配信無しにしておいて、
本当に良かった!!
カフェに来て、
俺の分の弁当を届けてくれた。
おにぎりとか、サンドイッチの日もあった。
普段あんまり食べない温野菜とかフルーツもタップリ入っていた。
夜、配信の後、
毎晩は迷惑かなと思いつつ、
早めに終わった時だけ、
おやすみコールをしてた。
「お弁当、大変じゃないの?」と訊くと、
「かえってご迷惑?
手作りのお弁当とか、重たいかな?
ほら、味付けの好みも伝わるかなと思って。
それと、食べ物の好みが合ってるのって、
大切な気がして…。
毎日、お弁当とか、飽きちゃう?」と言うので、
「飽きるわけない。
毎日、開けるの楽しみ!」と慌てて言うと、
クスクス笑う。
「ホントはね、
秀人のお弁当も作りたかったなって思ってて。
使ってるお弁当箱、
秀人が大きくなるのに合わせて買ってたヤツなの」と、
少し淋しそうに言った。
うっ。
抱き締めてあげたい。
でも、電話だからな。
「週末の昼間は、
また、遊びに来れるの?」
「金曜の夜なら、泊まれるよ?」
「えっ?
じゃあ…えっと…。
泊まりに来る?」
「良いの?
ホントに?」と言うと、
電話の向こうで緊張してる気配がしてる気がした。
「だったら、秀人も呼べば?
それなら良いよね?」と、
俺は慌てて付け足すように言ってみた。
秀人が居たとしても、
また、りんさんの家に泊まれるのは、
すごく楽しみだった。
金曜を配信無しにしておいて、
本当に良かった!!