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モーニングコーヒー
第5章 レベル5〜プロポーズ
「駿さん、ちょっと待って?
私で良いの?
ホントにオバサンなのよ?」
「りんさんは、オバサンじゃないよ。
俺、本当にりんさんが好きだよ。
1年以上前から、
毎朝、カフェで会えるの楽しみで…」
「えっ?
そんなに前から?」と、
秀人が笑う。
「でも、俺、
冴えないオトコだから、
声も掛けれなかった」
「駿さん、イケてるよ。
だって、『ソルト』でしょ?」
「一緒に居て、
こんなに寛いだ気持ちで過ごせるヒト、
初めてなんだ」
「それは、私も…」
「大切にする。
一生、護るから。
勿論、秀人のことも。
頼りないかもしれないけど、
全力を尽くすから」
りんさんは、泣いてる。
あ、俺も泣いてるみたいだった。
「ちょっと、駿さん、泣かないでよ。
僕のお父さんになってくれるんでしょ?
『ソルト』みたいに、華麗になんでもクリアしてくれるんでしょ?」と、秀人が箱ごとティッシュを渡してくれる。
それで涙を拭いて、
鼻も噛むと、
もう一度、りんさんに、
「結婚してください」と言った。
りんさんは、小さい声で、
「はい。
宜しくお願いします」と言って笑ってくれた。
「ほら、そこでハグしてチューじゃないの?」と秀人が茶化すと、
「こら!
秀人ってば!」とりんさんが軽く睨むので、
俺はハグすることも、キスすることも出来なくなってしまった。
「よし!
まずは弁護士だな。
離婚の時に担当してた弁護士でも良いし、
俺の友達に頼んでも良いよ?」
「じゃあ、離婚した時の弁護士さんにしてみます。
お電話してみますけど、
土日はお休みかも。
その場合は、メールしてみますね?」
「OK。
次は指輪だな?
これから買いに行きたい。
秀人も行く?」
「行ってみたい。
様子を録画してあげようか?」と笑う。
「じゃあ、3人で行こう。
りんさん、どこの指輪が良い?
好きなブランドはある?」
「前回は…ティファニーだったから、
違う処が良いです」
「じゃあ、王道のカルティエかな?」
「あの…いきなり婚約指輪とか、結婚指輪、
買うんですか?」
「えっ?
やだ?」
「なんか、びっくりしちゃって…」
「りんさんの気が変わらないうちに、
指輪、嵌めたい」と言うと、
「ほら、出掛けよう?」と秀人が言った。
私で良いの?
ホントにオバサンなのよ?」
「りんさんは、オバサンじゃないよ。
俺、本当にりんさんが好きだよ。
1年以上前から、
毎朝、カフェで会えるの楽しみで…」
「えっ?
そんなに前から?」と、
秀人が笑う。
「でも、俺、
冴えないオトコだから、
声も掛けれなかった」
「駿さん、イケてるよ。
だって、『ソルト』でしょ?」
「一緒に居て、
こんなに寛いだ気持ちで過ごせるヒト、
初めてなんだ」
「それは、私も…」
「大切にする。
一生、護るから。
勿論、秀人のことも。
頼りないかもしれないけど、
全力を尽くすから」
りんさんは、泣いてる。
あ、俺も泣いてるみたいだった。
「ちょっと、駿さん、泣かないでよ。
僕のお父さんになってくれるんでしょ?
『ソルト』みたいに、華麗になんでもクリアしてくれるんでしょ?」と、秀人が箱ごとティッシュを渡してくれる。
それで涙を拭いて、
鼻も噛むと、
もう一度、りんさんに、
「結婚してください」と言った。
りんさんは、小さい声で、
「はい。
宜しくお願いします」と言って笑ってくれた。
「ほら、そこでハグしてチューじゃないの?」と秀人が茶化すと、
「こら!
秀人ってば!」とりんさんが軽く睨むので、
俺はハグすることも、キスすることも出来なくなってしまった。
「よし!
まずは弁護士だな。
離婚の時に担当してた弁護士でも良いし、
俺の友達に頼んでも良いよ?」
「じゃあ、離婚した時の弁護士さんにしてみます。
お電話してみますけど、
土日はお休みかも。
その場合は、メールしてみますね?」
「OK。
次は指輪だな?
これから買いに行きたい。
秀人も行く?」
「行ってみたい。
様子を録画してあげようか?」と笑う。
「じゃあ、3人で行こう。
りんさん、どこの指輪が良い?
好きなブランドはある?」
「前回は…ティファニーだったから、
違う処が良いです」
「じゃあ、王道のカルティエかな?」
「あの…いきなり婚約指輪とか、結婚指輪、
買うんですか?」
「えっ?
やだ?」
「なんか、びっくりしちゃって…」
「りんさんの気が変わらないうちに、
指輪、嵌めたい」と言うと、
「ほら、出掛けよう?」と秀人が言った。