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モーニングコーヒー
第5章 レベル5〜プロポーズ
「寝室は鍵、掛けて、
声は小さめにね!」と背中から言われて、
りんさんが、
「もう!
秀人ったら!」と言う。
ようやくりんさんの白い顔に少し赤みが差した。
ベッドに横になって、
腕枕をする。
「大丈夫?
配信も観てたのかな?
気持ち悪くなかった?」
「ちょっと怖かったけど。
テンポが良くて、
駿さん、楽しそうにしてた。
失敗しても楽しそうだった」
「それなら良いけど…」
「まさか、公開で結婚の報告すると思わなくて…」
「びっくりした?
え?
いやだった?」
「ううん。
でも、なんか…。
みんなのソルトさんを拐ってしまうような気持ちになりました」
「姫さまを拐うのは、
俺だよ?
もう離さない。
でも、今夜は…。
秀人が居るから、抱けないな?
その代わり、キスだけたくさんしたいな?」
りんさんは俺を見上げて瞳を閉じる。
俺は角度を変えて何度も何度もキスをする。
舌を絡めていると、
エロい気分になってしまうけど、
壁越しに聴こえるゲーム音に意識を持って行くようにして、
耐えてみた。
そのうちに、りんさんが寝息を立て始める。
俺はそっと髪を撫でて、額にキスをすると、
ベッドから降りてリビングに行った。
秀人はまだゲームをしていた。
「そろそろ、寝ないと」
「あれ?
駿さん、ママと寝ないの?」
「ちゃんと籍、入れてからにするよ」
「ふーん。
古風なんだね?」
「りんさんも秀人も大切だからね。
ほら、ヘッドセットしないと、
敵の足音、聴こえにくいだろ?」と言うと、
「あ、そうだった。
さっき、ママに教える時、
ヘッドセットなしでやってたから」と笑った。
「秀人も殴られたりするのか?」
「んー。
最近は大丈夫かな」
「あっちに帰ったら、少しずつ荷造りしておくと良いよ。
買えるものはどうでも良いから、
学校のモノとかだけまとめておけば、こっちに来れるだろう?
究極、学校のモノだって、
買えば良いしな」
「正直、あっちには帰りたくない。
オバサンも居るし」
「オバサン?」
「父さんの愛人かな?
ずっと居るよ。
ママが居た時も」
「えっ?」
「親戚のヒトかと思ってたけど、
違ってた」
「いやーっ!」
えっ?
りんさんの声がした。
声は小さめにね!」と背中から言われて、
りんさんが、
「もう!
秀人ったら!」と言う。
ようやくりんさんの白い顔に少し赤みが差した。
ベッドに横になって、
腕枕をする。
「大丈夫?
配信も観てたのかな?
気持ち悪くなかった?」
「ちょっと怖かったけど。
テンポが良くて、
駿さん、楽しそうにしてた。
失敗しても楽しそうだった」
「それなら良いけど…」
「まさか、公開で結婚の報告すると思わなくて…」
「びっくりした?
え?
いやだった?」
「ううん。
でも、なんか…。
みんなのソルトさんを拐ってしまうような気持ちになりました」
「姫さまを拐うのは、
俺だよ?
もう離さない。
でも、今夜は…。
秀人が居るから、抱けないな?
その代わり、キスだけたくさんしたいな?」
りんさんは俺を見上げて瞳を閉じる。
俺は角度を変えて何度も何度もキスをする。
舌を絡めていると、
エロい気分になってしまうけど、
壁越しに聴こえるゲーム音に意識を持って行くようにして、
耐えてみた。
そのうちに、りんさんが寝息を立て始める。
俺はそっと髪を撫でて、額にキスをすると、
ベッドから降りてリビングに行った。
秀人はまだゲームをしていた。
「そろそろ、寝ないと」
「あれ?
駿さん、ママと寝ないの?」
「ちゃんと籍、入れてからにするよ」
「ふーん。
古風なんだね?」
「りんさんも秀人も大切だからね。
ほら、ヘッドセットしないと、
敵の足音、聴こえにくいだろ?」と言うと、
「あ、そうだった。
さっき、ママに教える時、
ヘッドセットなしでやってたから」と笑った。
「秀人も殴られたりするのか?」
「んー。
最近は大丈夫かな」
「あっちに帰ったら、少しずつ荷造りしておくと良いよ。
買えるものはどうでも良いから、
学校のモノとかだけまとめておけば、こっちに来れるだろう?
究極、学校のモノだって、
買えば良いしな」
「正直、あっちには帰りたくない。
オバサンも居るし」
「オバサン?」
「父さんの愛人かな?
ずっと居るよ。
ママが居た時も」
「えっ?」
「親戚のヒトかと思ってたけど、
違ってた」
「いやーっ!」
えっ?
りんさんの声がした。