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モーニングコーヒー
第6章 レベル6〜1ボスの攻略
タクシーでりんさんの部屋に戻ってスーツとシャツを脱いだら、
背中が少し紅くなってた。
「大丈夫?
これ、火傷してない?」と、
りんさんが涙ぐみながら慌てる。
冷たいタオルで冷やして貰ってると、
なんだか力が抜けそうになる。
「ホントは、火傷した直後に冷やさないとダメなんじゃないの?」と、
秀人が言うと、
りんさんが更に心配そうな顔をする。
「まあ、スーツとシャツを着てたし、
緑茶でコーヒーより冷めてたから、平気だよ」と笑う。
「しかし、りんさん、
勇ましかったな」と言うと、
恥ずかしそうな顔をして、
「夢中だったから」と笑う。
りんさんは、
「全部脱いで冷たいシャワー浴びて、
着替えてきたら?
スーツはクリーニングに出しておきますね?
シャツは洗濯機に入れてください。
みんな、お腹空いたでしょ?
何か作りますね?」と言うので、
俺はひょいひょいと脱いだシャツと濡れたタオルを持って浴室に向かった。
背中はまだちょっとだけヒリヒリしたけど、
頑張ったってことで、
悦ばしい痛みだった。
洗い立てのTシャツとスエットパンツに着替えて、
リビングに戻ると、
メチャメチャ本格的そうなカレーの匂いがしていた。
「あ、このレシピだと、
あんまり煮込まなくて良いから…」と言っていると、
早炊きでご飯が炊ける音がした。
お皿を運ぶのを手伝ってカレーを黙々と食べて、
コーヒーを俺が淹れた頃に、
ようやく落ち着いてきた。
そして、翌日以降のことをのんびり話し合った。
秀人はここから通学する。
部屋はあるから問題ない。
来週入籍したら、
そのまま俺と養子縁組の手続きをする。
大丈夫だとは思うけど、
明日、この件は全て弁護士にりんさんから話をして、
手続きは依頼する。
学校にもまずは連絡して、
入籍などの手続きが終わったタイミングで、
改めて挨拶がてら、
必要な手続きに行く。
偶然にも、秀人の高校は、
俺と同じだった。
俺は、ひとまず明日、
カフェに退職することを告げて、
シフトなんかも含めていつまで勤務が必要かを確認する。
ちょうど、新しいバイトの面接なんかもしてるから、
そんなに長くは居なくて済むだろう。
あとは、いつ、俺がりんさんの処に引っ越すかという問題が残った。
背中が少し紅くなってた。
「大丈夫?
これ、火傷してない?」と、
りんさんが涙ぐみながら慌てる。
冷たいタオルで冷やして貰ってると、
なんだか力が抜けそうになる。
「ホントは、火傷した直後に冷やさないとダメなんじゃないの?」と、
秀人が言うと、
りんさんが更に心配そうな顔をする。
「まあ、スーツとシャツを着てたし、
緑茶でコーヒーより冷めてたから、平気だよ」と笑う。
「しかし、りんさん、
勇ましかったな」と言うと、
恥ずかしそうな顔をして、
「夢中だったから」と笑う。
りんさんは、
「全部脱いで冷たいシャワー浴びて、
着替えてきたら?
スーツはクリーニングに出しておきますね?
シャツは洗濯機に入れてください。
みんな、お腹空いたでしょ?
何か作りますね?」と言うので、
俺はひょいひょいと脱いだシャツと濡れたタオルを持って浴室に向かった。
背中はまだちょっとだけヒリヒリしたけど、
頑張ったってことで、
悦ばしい痛みだった。
洗い立てのTシャツとスエットパンツに着替えて、
リビングに戻ると、
メチャメチャ本格的そうなカレーの匂いがしていた。
「あ、このレシピだと、
あんまり煮込まなくて良いから…」と言っていると、
早炊きでご飯が炊ける音がした。
お皿を運ぶのを手伝ってカレーを黙々と食べて、
コーヒーを俺が淹れた頃に、
ようやく落ち着いてきた。
そして、翌日以降のことをのんびり話し合った。
秀人はここから通学する。
部屋はあるから問題ない。
来週入籍したら、
そのまま俺と養子縁組の手続きをする。
大丈夫だとは思うけど、
明日、この件は全て弁護士にりんさんから話をして、
手続きは依頼する。
学校にもまずは連絡して、
入籍などの手続きが終わったタイミングで、
改めて挨拶がてら、
必要な手続きに行く。
偶然にも、秀人の高校は、
俺と同じだった。
俺は、ひとまず明日、
カフェに退職することを告げて、
シフトなんかも含めていつまで勤務が必要かを確認する。
ちょうど、新しいバイトの面接なんかもしてるから、
そんなに長くは居なくて済むだろう。
あとは、いつ、俺がりんさんの処に引っ越すかという問題が残った。