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モーニングコーヒー
第7章 レベル7〜入籍とようやく本当の初夜!
りんさんは、もうキッチンに立っていて、
お弁当や朝食の準備をしているようだった。


俺は、シーツとかを剥いで、パジャマや下着と一緒に洗濯機に放り込んだ。

浴室の中も、シャワーで流してから使ったバスタオルでざっと拭いて洗濯機に入れて、スイッチを押した。


「お洗濯、手伝ってくれたの?
ありがとう」と言うので、
「いや、スイッチ入れただけで、
洗濯は機械がやってくれるから」と笑った。


隣に立って、
おはようのキスを改めてする。


なんて幸せな朝だろうと思うと、
俺、泣きそうになってた。


「やだ。
駿さん、どうしたの?」とりんさんが涙を指先で拭ってくれる。


「幸せだなと思って」と言うと、
「私もすごく幸せ。
駿さん、ありがとう」と言って、
背伸びしてキスしてくれる。


毎朝、こうやっておはようのキスが出来るなんて、
幸せの極みだなとしみじみしてると、
珍しく秀人が起きてきた。


「おっ?
朝から仲良しだね?
おはよう」と言いながら、
マグカップを並べてくれる。


「やっと、結ばれたの?
さすがに、もう、したんでしょ?」と言うので、

「こら!
子供のくせに親を揶揄うんじゃないぞ」と、
軽くおでこをピンと弾くと、

「だってさ、
2人ともいつまでも純情路線で、
こっちがイライラしたよ」と大人びた顔で言うと、

「あ、ママ。
牛乳取ってくれる?」と言って、
たっぷりマグカップに入れていた。


「ほら、秀人。
その牛乳がお子ちゃまっぽいぞ」と言うと、

「牛乳飲んでも、
背が伸びなかったからなー。
駿さん、背が高くて良いな」と、少し溜息をついていた。


「んー。
剣道やってたら、背が伸びたぞ。
秀人もやってみるか?」


「今からじゃ、
遅いんじゃないの?」


「でも、男子はまだ、
伸びるんじゃないかな?
別に背なんか、高くても低くても良いと思うけど」


「駿さんはデカいからそう思うんだよ。
僕なんかさ、
ヒール履いた女子より低いんだよ?
みんな、ママくらい、
小さくて可愛ければ良いのにさ。
周りの女子、ゴリラみたいにデカいんだよ?」


「まあ!
ゴリラだなんて!」


「剣道か?
やってみようかな?」


「じゃあ、週末に道場に連れて行ってあげるよ」と言うと、
秀人は嬉しそうな顔をした。
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