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近くて遠い
第12章 善人か悪人か
口内をねっとりとかき回す舌…
「んんっ…はぁっ…んっ」
息が出来なくて…
苦しくて…
思考することを身体がやめてしまう…
有川様は片手で私の両手を掴むと、開いている方の手でワンピースのボタンを器用に外した。
「んんっ…!」
初めての体験に恐怖が襲う。
「はぁ…っ…ありかわ…さま…
お願いしますっ…やめてください…」
有川様は私の言葉を無視して、私の下着をずり下げ、あらわになったその突起を口に含んだ。
「きゃっ…やめっ…あぁっ」
アルコールで敏感になったせいか、その刺激に激しく反応してしまう…
なにこれっ…
「何故っ…
そんなにも楯突いて俺をイライラさせるようとするっ…」
悲しそうにも聞こえる叫びに勘違いしてしまいそうになる…
「あぁっ…」
力任せに服を脱がされ、恐怖と快感が私を襲う…
「俺はお前はを買った!
買われたお前は、俺のことを想って、俺の傍でただ笑っていればいいっ!!」
身体を這う舌…
真意が汲み取れない言葉…
乱暴で…
一方的で…
それでも一々触れられると反応する身体が憎らしい。
「やめて……」
なぜ女に生まれたんだろうか…?
もし男だったら、
きっとこんな目には合わなかったはず。
女に生まれたばっかりに。
悔しい…
「やめっ…」
乱暴に脱がされたショーツ。
いよいよ迫る本格的な恐怖に抗えないことを知った私は、抵抗することをやめた。
「処女か…?」
そう尋ねる有川様の言葉にただひたすら涙を流して押し黙った。
「んんっ…はぁっ…んっ」
息が出来なくて…
苦しくて…
思考することを身体がやめてしまう…
有川様は片手で私の両手を掴むと、開いている方の手でワンピースのボタンを器用に外した。
「んんっ…!」
初めての体験に恐怖が襲う。
「はぁ…っ…ありかわ…さま…
お願いしますっ…やめてください…」
有川様は私の言葉を無視して、私の下着をずり下げ、あらわになったその突起を口に含んだ。
「きゃっ…やめっ…あぁっ」
アルコールで敏感になったせいか、その刺激に激しく反応してしまう…
なにこれっ…
「何故っ…
そんなにも楯突いて俺をイライラさせるようとするっ…」
悲しそうにも聞こえる叫びに勘違いしてしまいそうになる…
「あぁっ…」
力任せに服を脱がされ、恐怖と快感が私を襲う…
「俺はお前はを買った!
買われたお前は、俺のことを想って、俺の傍でただ笑っていればいいっ!!」
身体を這う舌…
真意が汲み取れない言葉…
乱暴で…
一方的で…
それでも一々触れられると反応する身体が憎らしい。
「やめて……」
なぜ女に生まれたんだろうか…?
もし男だったら、
きっとこんな目には合わなかったはず。
女に生まれたばっかりに。
悔しい…
「やめっ…」
乱暴に脱がされたショーツ。
いよいよ迫る本格的な恐怖に抗えないことを知った私は、抵抗することをやめた。
「処女か…?」
そう尋ねる有川様の言葉にただひたすら涙を流して押し黙った。