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近くて遠い
第20章 探り合い
「私は…
どこにも行きません…」
私は、そう言って光瑠さんの胸に顔を埋めた。
濡れたシャツから、微かに光瑠さんの匂いがした。
きっと大丈夫…
きっと…
「…真希っ…」
急に苦し気になった光瑠さんの声を不思議に思って、再び私は見上げる。
「光瑠さん…?」
充血した眼が大きく揺れて、だんだんと息が荒くなる。
「っ……今日はもうやめとこうと思ったが…
そんな姿で抱き付かれたらっ…」
「えっっ、あっ、ごめんなさいっ!」
わ、わ、わ、わ!
私ほぼ全裸なんだったっ…!
自分の状況に気付いて私は今さら手で身体を隠す。
光瑠さんは息を荒げながら、濡れたワイシャツをものすごい勢いで脱いでいった。
「きゃっ!」
その肉体美はあまりにも刺激的で…
だけど自分の身体を隠すのに精一杯で顔を手で覆うことも出来ず、急いで壁の方を向いた。
とりあえずここを出て…
「あぁあっ…」
だが、背中を見せてしまった事で、意図も簡単に背後から抱き締められる。
光瑠さんの荒い息が耳を刺激する。
肌の感覚がっ……
後ろから伸びてきた手が私の胸を掴んで、いやらしく揉んでいく…
「あぁっ…ん…」
背中にあたる、熱くて固いもの……
それに気付いたとき、息が止まりそうになるほど心臓がなる。
「朝からずっとこの時を待っていた…っ…
お前がっ…お前が欲しい…」
「えっ…?あぁあっ…!」
光瑠さんはそう言いながら首筋を吸い付くように舐めた。
それが堪らなく気持ちよくて、淫らな声が我慢できない……
「ひかっ…るさんっ…」
「挿れるぞ……手をつけっ…」
光瑠さんは苦しげにそういうと、グッと私の腰を引っ張った。
その反動で、自然にシャワールームの壁に手がついて、おしりを光瑠さんにつき出すような形になってしまった。
くるっ…!
恥ずかしくて…
でも、
欲しいと思ってる自分がいる…
欲に呑まれて妖艶な世界に引き込まれていく──
どこにも行きません…」
私は、そう言って光瑠さんの胸に顔を埋めた。
濡れたシャツから、微かに光瑠さんの匂いがした。
きっと大丈夫…
きっと…
「…真希っ…」
急に苦し気になった光瑠さんの声を不思議に思って、再び私は見上げる。
「光瑠さん…?」
充血した眼が大きく揺れて、だんだんと息が荒くなる。
「っ……今日はもうやめとこうと思ったが…
そんな姿で抱き付かれたらっ…」
「えっっ、あっ、ごめんなさいっ!」
わ、わ、わ、わ!
私ほぼ全裸なんだったっ…!
自分の状況に気付いて私は今さら手で身体を隠す。
光瑠さんは息を荒げながら、濡れたワイシャツをものすごい勢いで脱いでいった。
「きゃっ!」
その肉体美はあまりにも刺激的で…
だけど自分の身体を隠すのに精一杯で顔を手で覆うことも出来ず、急いで壁の方を向いた。
とりあえずここを出て…
「あぁあっ…」
だが、背中を見せてしまった事で、意図も簡単に背後から抱き締められる。
光瑠さんの荒い息が耳を刺激する。
肌の感覚がっ……
後ろから伸びてきた手が私の胸を掴んで、いやらしく揉んでいく…
「あぁっ…ん…」
背中にあたる、熱くて固いもの……
それに気付いたとき、息が止まりそうになるほど心臓がなる。
「朝からずっとこの時を待っていた…っ…
お前がっ…お前が欲しい…」
「えっ…?あぁあっ…!」
光瑠さんはそう言いながら首筋を吸い付くように舐めた。
それが堪らなく気持ちよくて、淫らな声が我慢できない……
「ひかっ…るさんっ…」
「挿れるぞ……手をつけっ…」
光瑠さんは苦しげにそういうと、グッと私の腰を引っ張った。
その反動で、自然にシャワールームの壁に手がついて、おしりを光瑠さんにつき出すような形になってしまった。
くるっ…!
恥ずかしくて…
でも、
欲しいと思ってる自分がいる…
欲に呑まれて妖艶な世界に引き込まれていく──