この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて遠い
第42章 愛すこと、愛されること
「真希…」


光瑠さんはそう呟きながら、光瑠さんの頬に触れていた私の手首を掴んだ。



視線が

唇に注がれる。



あ…



まただ


吸い込まれる……




「んっ……」




ゆっくりと近付いた唇が重なった。



気持ちが高まってきて、身体が熱い…



光瑠さんは私の頬に両手を添えながら、次第に激しく舌を絡めていった。




「…は……ぁ……」





久しぶりの感覚に


快感よりも感動で涙が出そうだった。



もうこうやって、唇を重ねることはないだろうと、そう思っていたから余計に──



何度も顔を交差させ長いキスをする。



次第に上がる呼吸に



洩れる吐息……



身体に血が巡る…




「……んはぁ…っ…はぁっ」



突然唇を離されて不思議に思っていると、光瑠さんは私の肩を掴みながら、俯いて荒い息を整えていた。



「真希っ…悪いっ…これ以上は…っ」



「え…?」



言っている意味が分からずに問い掛けると、光瑠さんは少し艶いた目で私を見つめた。



「今日は…っ…もう…疲れただろ……」


/518ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ