この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
【R18】扇情の告白③ 淫蕩の宴(パーティー)(改訂版)
第1章 禁忌への誘い (人妻の危険なおもてなし)
お店に入り三人で乾杯した後、私達は簡単にお互いのことを話しました。
彼等の話によると、ブロンドの男性の名前はデービッド、黒髪の男性がステファンで、日本には休暇を使って1ヶ月ほどの予定で旅行に来たアメリカ人でした。
私も自分のことを簡単に紹介しました。
私の名前は「ユミ」ですが、彼等には言いにくいのか私のことをユーミと呼びました。
「ユーミか、素敵な名前だね。ニホンに来たばかりでこんな素敵な女性と巡り会えるなんて、素晴らしい旅行になりそうだ」
明るく多弁なデービッドに対して、ステファンはあまり口数は多くないものの決して暗い感じではなく、知的な落ち着きを感じました。

 その後、私達は料理とお酒を楽しみながら色んな話をしていたのですが--それは、私がたまたま二人に日本についての印象を訊ねたことから始まりました。
「そうだね……ニホンはいいところだよ。みんな親切だし美味しい食べ物がいっぱいあるし、街もキレイだしね。でも、一つだけ残念なのは、『幸せになれるハッパ』が自由に吸えないことかなぁ」
デービッドが笑いだしました。
「デービッド、それはたぶん日本では違法なものよ」
「ハハハ、もちろん知ってるよ、ユーミ」
デービッドは、ウインクした後呟きました。
「だけど、僕のポケットはいっぱいあるからね」
「デービッド」
ステファンが小さく首を振ってたしなめると、デービッドは冗談ぽく肩をすくめました。
「でも、ユーミはどうなの? もしかして興味ある?」
デービッドが、声を潜めて顔を近づけてきます。
「私? 私は……わからないわ」
そう言いながらも、私の心は揺れていました。
実はその頃、私は会社の仕事と人間関係で少し問題を抱えていて、少し精神的に不安定な状態だったのです。
お酒を飲んだりしても完全に解消する事はできず、漠然とそういったものに惹かれる気持ちもどこかにあったのです。
もちろん、具体的に行動に移すほどの勇気もなかったのですが、今、偶然にもそれを持つ人が目の前に現れたのだとしたら……。
/9ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ