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第9章 再会：出会い

男の手が、スカートの中に差し込まれた。

「……ｯ」

そのゴツゴツとした指が下着の上から割れ目をなぞる。


刃物に怯んで動きを止めた柚子に、痴漢は徐々に大胆になっていった。



悔しさに肩を震わす柚子。


そんな彼女をからかうように

その指は彼女の秘部を

ゆっくり押しては、引っ込めて…を繰り返す。



“い、嫌だ…こんなこと…”


堪える柚子を馬鹿にしたその指は
的確に彼女の身体に熱を帯びさせていく──



すると横の男が前からスカートの中に手を入れた。


割れ目に指を押し込み、それはまるで何かを探すような動き。


柚子には男の探しているものがわかった。



そこだけは、見つけられてはダメ……!!


脚を固く閉じて抵抗する。



だがその甲斐虚しく、男の指はショーツの上から僅かにわかる彼女の突起を探しあてたのだ。



「あｯ…」


ショーツ越しに、その敏感な突起を爪の先でカリカリと刺激する。


“いやｯ……!!”


彼女の身体が反応した。



“あｯ…あｯ…!!”


柚子の頬に赤みがさす。



ｶﾘ ｶﾘ ｶﾘ...



ピンポイントで送られる肉芽への刺激に必死に堪える。



その間にも、後ろの男の指があっさりとショーツの中へ入ってきた。