パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 望まない快楽

「何が、楽しみ…っ」

目から涙がこぼれる。


「あなたたちにとっては単なる楽しみかもしれませんけど、された方がいったいどれだけ傷つくか…！どれだけ、苦しいか……ｯ」


どうして、考えることができないの……!!!



──悔しかった。







「……!」





赦しをこうかと思っていた柚子が、突然怒りを露わに泣き出したことに

匠は意外そうな顔をした。



その顔から笑みが消える。



「お前…処女か？」


「──…ｯ」


その質問に、柚子の涙でいっぱいの目の中で瞳が悲しく揺れる



それを見た匠は、瞬時に彼女の過去を悟った。







なるほどね──




だが俺は、ここで許してやるほど…


まともな人間じゃないんだよ




悪いな、ユズ