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第14章 そこを動くな

「…や…そこは…ｯ!」

十分に潤ってしまったその場所は、容易に匠の指を受け入れた。


恥ずかしさに閉じようとした脚を匠に抑えられ

彼の指が中に入ったのがわかった。


ﾇﾁｬ...ｸﾞﾁｭ


「…きゃ…!!…あ…あ…ｯ!………アっ……やん……」

中に侵入したその指は、膣の入り口付近の肉ひだをかき混ぜるように刺激する。

強く突かれるのとは違う、痺れるような快感。


「あ…!ぁあっ…ﾊｧｯ…ん…」

「声を我慢するな…」

「…で、でも…!!…んあっ…」

匠は柚子の顔に息を吹きかけ彼女の震える唇を舌先で舐めまわした。


「…好きなだけ鳴け」

「…あぁ…ダメ!…あっ…!」


曲がった中指が彼女のＧスポットをとらえ、親指はクリトリスに添えられた。


「ひゃｯ…何…!?……ああっ!!……あぁんｯ……や‥…アｧ‥!!」


ぐりっと少々強めに突起が押し潰され、裏側から彼の中指がその場所を押す。

その一瞬の刺激に、彼女の腰が跳ね上がった。



「…ちょｯ//…ダメ!!…あっ…あ!…止めて…!!」


柚子は自分に覆い被さる男の胸板を叩いて訴える。



ｸﾘｯ ｺﾘｯ ｸﾞﾘﾘｯ…


「ﾊｧ…あ! これ…ダメ!!…だ‥、…一回…止めて…!!……ぁぁｯ…………!」


匠の右手は彼女の秘部を単調に…しかも的確に、最も感じやすい部分を責めたて続ける。


ｸﾞﾁｭｯ ｺﾘｯ..ｺﾞﾘｯ


「…あっ…あっ…ぁぁ!…嫌だ、強すぎｯ…ﾊｧ……!!」


「俺から逃げた罰だ……!!」



ｸﾞﾘｯ ｺﾘｯ..

ﾇﾁｬ...


「…ﾊｧ、…ﾊｧ!…も…もう!!……ム‥リ……アっ…ﾊ…!……ぁぁｯｯｯ…!!!」


彼女の女体が波打ち、淫らな喘ぎ声とともに絶頂に達した。