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不良の彼は 甘くて強引
第15章 実家

お墓参りに行く以外、これといった特別な用事はなかった。


実家でごろごろと過ごす毎日。

田舎は時間の流れがゆっくりだ。


近所の飼い犬や猫屋敷を訪ねてみると、そこには変わらず自分を受け入れてくれる動物たちがいる。

照りつける日差しの中、何時間もそこで過ごす日もあった。

あまりにも暇すぎて近所の畑仕事を手伝いたい気分だ。


都会の生活とは、どちらが幸せなんだろう。


…人それぞれ、だね。






───…




「じゃあそろそろ新幹線の時間だから…帰るね」

「こらっ『帰る』じゃなくて『行く』でしょう!!」

「ああそっか!ごめんごめん」



八月も終わる頃、柚子があちらへ『行く』日がやってきた。


もう少し居たいが、夏休み中も家庭教師のバイトがあるので致し方ない。



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