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不良の彼は 甘くて強引
第16章 海
「…んッ…む…っ…あぁ…」
不意打ちの唇が、熱く吸い付いてくる。
「…ハァ…」
人目がある場所でするにはあまりにも刺激的な、濃厚なディープキス。
目を閉じた二人。
柚子の中に何度も何度も匠の舌が差し込まれる。
「……ハァ、…ん……あ、…んッ……ハァ……」
「…ハァ…………、もっと……舌を使え……!」
彼の舌が、柚子の口の中をゆっくりと味わうようにそのひとつひとつを丁寧に舐めあげていく。
歯列を内側から柔らかくなぞり
上顎の裏をゆっくりと舐める。
そうかと思えば舌を強く吸われる。
チュル...チュク
クチュ
辺りに微かに響くこの音は揺らめく水面によるものか
それとも──
「…ハァ……ハァ……んむッ…」
「…少し苛めて欲しいか」
柚子の答えはないままに
頬に添えられていた匠の手が水の中の彼女の下半身へと伸びた。
「…んん…!…アっ!!」
下着の上から柔らかな秘肉に匠の指がくい込みゆっくりと圧される。
「…んッ…あふ……ハァ…見られて…しまう…っ…」
「平気だ…お前がヨガらなければな……」
秘部をいたぶる匠の腕は海側。
ビーチの人間から見えることはない。
唇を解放された柚子は、匠の胸に顔をうずめて下半身への刺激に耐えている。
「ハァ…アっ……はぁ…ッ」
彼女の中からドロリとしたものが溢れ、水着の下にぬめりが加わる。
匠の指はその変化を見逃さない。
「おい…」
「……ぁっ…!」
「お前の淫らな蜜が、…海を汚していく」
「…ハァ…ハァ…そんな……!」
「…また罰が必要だな」
──匠の黒笑