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不良の彼は 甘くて強引
第16章 海

匠は柚子を後ろから拘束し、そしてビーチに背を向けた。

「ハァ…な、何をするの……!?」

不安に駆られた柚子は匠の腕にしがみつく。


匠の指は水着の中に差し込まれ、ぬめりのあるその柔肉に直接くい込んだ。


「…んッ──…ハァ……!!」

「ヨガるな…、周りの人間が不審に思うぞ」


柚子の細い肩に頭をあずけ、熱い声で囁く。

その言葉とは裏腹に、彼の指はより激しく柚子の敏感な粘膜を擦りあげ、秘肉を押しつぶす。


「…アっ……と、…止めて…ハァ……あ!………ハァ」


脚に力が入らなくなってきた。

だが少しでも力を抜けば顔が水につかり息ができない。

ガクガクと痙攣する脚で、柚子は必死に地に足をつき、匠の腕にもたれる。


「んッー//…ぁ……ハァ…あ…!…あっ!…んんッ」


おまけに声も満足に出せない。


人目に怯えながら

彼女にとって…もはやこれは甘い拷問だった。




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