この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不良の彼は 甘くて強引
第16章 海

「ねぇ、そこの姉ちゃん!!」

先ほどまでの険悪なムードから一転、急に声色を上げた男に柚子は益々寒気をおぼえた。


「……」

砂浜にぺたんと座りこんだ柚子は、あくまで気づかぬふりを貫いていた。

だがそんなことで見逃される筈もない。


「無視はやめてよ~」


あっという間に囲まれてしまい男の一人が彼女の横に座る。


「…君さぁ、市ノ瀬くんの彼女なのかな?」

「……っ」

こういう時は相手にしないのが一番だ。柚子はそっぽを向いている。

しかし横に座った男の手が、砂浜に置かれた彼女の手に添えられた。


「…っ 離して……!」

片手の動きを封じられ彼女の顔に焦りが現れる。



「ってか超美人じゃん!!」

「清純派かよ」

「でもあいつの彼女だからな、こんな顔してエロいんだろ?」

「市ノ瀬くんとヤりまくってんのかよ?」

好き勝手な言葉を柚子に浴びせる。


無視を貫く柚子に、痺れを切らした横の男が声色を変えた。


「…答えないとか…、舐めてんじゃねぇぞ」


「…ッ……!!」


ツツーーー…


その指が
彼女の脇腹を這う。


「…!!…いい加減にして…っ」


そう言って身をくねらせる様子に、男たちは益々盛り上がってしまう。



「わっ、すげーそそる~」

「あいつなんかほっといて俺らと遊ぼーよ」

「俺が気持ちよくしてあげるからさぁー」



/694ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ