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不良の彼は 甘くて強引
第17章 深海の魔物

匠はガクリとうなだれ
柚子の首筋に顔をうずめる。
「ハァー…」
その唇から出る深い溜め息。
「…もう駄目だ」
「んッ……」
甘い疼きにどこかうっとりとした表情の柚子には、彼の呟きの意味がわからない。
「優しくしてやろうと思っていたが…、やはり無理だな」
「……!?」
その言葉に、背筋にゾクリという感覚が走り直感的に身の危険を感じた。
「…えッ…!!」
思わず起き上がろうとした彼女の身体を、匠の腕が捉える。
「あのッ……っ」
「もう、遅い……!」
「…あぁっ!!」
混乱する暇もなく、太くて硬いものが柚子の子宮を突き上げた。
「…はぁんッ! …匠 さん…っ」
焦った柚子は真横にある匠の顔に向かって静止の声をあげる。
だが返答として返ってきたのは、頬へのキスと、さらに激しい律動。
「ああっ…ぁッ……ちょっと、まっ…!!」
「ハァ………鳴け…!」
「そ、そんな……あっ//」
匠の陰幹が肉壁の上部を掻きなでる。
「あぁっ!…はあんッ!…‥アっ…あッ!…あ…っ」
“良すぎる……!! ”
柚子は歯を食いしばった。
乳首やクリトリスを愛撫されるのとは違う、彼の体重を一心にぶつけられることでもたらされる快感。
満たされた今、その心地よさに初めて気づく。

