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第24章 蜜なる時間

「…匠さん…っ…ダメ…!」

懸命に首を横に振りながら、なおも肩を小刻みに震わす柚子。

匠はその震える肩に優しく唇を落とした。


「……俺を感じろ…」

「…ああｯｯ…//」


匠に捉えられたその感じるポイントに、重たい一撃が加えられると

柚子の身体が大きくしなる。



「…待って!…あんｯ…//」

柚子の制止を無視した腰はその動きを続行した。



ｸﾞﾁﾞｭ...ｸﾞﾘｯ


「……はぁあｯ‥っ」


こんな……耐えられない

おかしくなる……!!


「…アっ‥アっ‥ああｯ…」

柚子はシーツを握りしめ、汗だくとなった手のひらが震えながら快感に抗おうとする。

匠の腰が打ちつけられるたびに…彼女の細い腰が跳ね上がった。


ｸﾞﾁｭ...!


中から溢れて止まらぬ蜜が、暗い部屋に淫らな水音と甘美な香りを立ち込めさせる。



「…ﾊｧｧ…っ…ああｯ…!」


四つん這いの彼女の、腰を支える膝がガクガクと痙攣を始める。



…限界が近づいていた。



「匠さんっ…わたし…ｯ…!」


もうムリ……


「感じるままに…もっと熱くなれ……!」


息を切らす匠の腰使いが
彼女を高めようと激しさを増す。



「ﾊｧｧ…っ…」


二度目の絶頂へと迎えさせられた柚子は身体を大きく波打たせ、ガクリと脱力した頭をベッドに落とした。