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不良の彼は 甘くて強引
第24章 蜜なる時間
「……ケホッ…ハァ…」
繋がったままの腰は持ち上げられたまま、額をベッドに押し付けて苦しげに咳き込む。
柚子の背中に匠は頬をするように重なった。
汗ばんだ彼女の肌に指を滑らせば しっとりと心地良く吸い付いてくる。
匠の口から深い溜め息がもらされた。
「…柚子……」
余裕の無い自分に自嘲的な笑みさえ零れる。
狂えと言いつつ、狂わされているのは自分だ…
少しでも気を抜けば、抑え切れぬ欲を全てぶつけてこの小さな身体を壊してしまう。
「…あ…」
匠の腕が脱力した彼女を反転させる。
その秘部には彼の陰幹が突き刺されたままだ…。
必然的に中をえぐられた柚子は眉を寄せた。
「……」
正常位で繋がった二人は互いに焦点の定まり切らぬ目で見つめ合った。
柚子の手が無意識にさらされた乳房を隠すように組まれる。
「まだ…恥じるか…」
クスリと笑った匠は身体を倒し唇を重ねる。
差し込まれた彼の舌を
柚子は素直に受け入れた。