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不良の彼は 甘くて強引
第6章 忍び寄る陵辱の影
「本当にここですか…?」
その場所は校舎の端に位置しておりこれといって講義が行われるような教室もないので、人影はほとんどない。
そこにある研究室か物置か…
確かにあの時の部屋だった。
柚子は嫌な予感に晒されていた。
“ 美佳ちゃんがどうしてこの部屋に…まさか、あの人が彼女に何かしたんじゃ……!! ”
「案内……、どうもありがとうございました」
とりあえず連れてきた男に礼をいって、柚子は恐る恐る扉を開いた。
キィ..
……?
暗くてよく見えない…
「?」
あれ?
誰もいない?
すると、奥に置かれた机の上に光るものが見える。
「写真…?」
柚子は部屋に入ると机の上の数枚の写真を手に取った。
そこに写っていたのは───
!!!!!!
写真を持つ手が震える。
「こ、これ……っ…!!!」