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不良の彼は 甘くて強引
第34章 もう一度…
「…ッ…柚子…!……っ…」
「…はぁ…っ…ぁッ‥」
「そろそろ…ッ…俺も無理そうだ……!」
「……匠さん…ンっ…、でも‥‥‥っ」
匠はキスを中断し、肩肘をベットにつけて自らの身体を支える。
そうして目を閉じ
腰の感覚に集中した。
「…ッ…くッ…熱いな…」
滑らかな…粘りの増した複雑に纏わりついてくる肉壁。
彼女が感じれば感じる程、その場所は限界寸前の匠のものをこれでもかと締め上げる。
例え動かさなくとも…波打つそこが彼をさらに奥へと誘い込んでいた。
「ぁぁッ…激し…いッ……はぁ…っ…っ…アっ…」
匠は片手で柚子の脚を持ち上げて腰を浮かせると、突き込みを深く、重くしていく──
子宮の手間を引っかくように突かれ、柚子の背が反り返り悶えが大きくなった。
どこをどう突けば、どんな反応をするのか…匠には手に取るようにわかってしまう。彼は柚子の身体を熟知していた。
「…ッ…あぁンっ…」
「……っ…もうイクか、柚子……!?」
汗でぐっしょりの身体を押しつけ合い、苦しげに歪んだ顔の二人──
それでも彼等は求め合う。
全身の肌が敏感に反応し、柚子の中からジュッと蜜が溢れ返った。
「…ン…ぁッ…──っ!」
「…っ……!!」
柚子の背に稲妻が貫通し
その一瞬、体を強張らせる。
同時にきゅうっと締まった彼女の芯から
「…ッ」
…匠は自身の先端を引き抜いた。