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不良の彼は 甘くて強引
第6章 忍び寄る陵辱の影
沼田のテクニックは "一級品" だった。
それを今、柚子は身を持って証明している。
「…ひゃ…ぁ…あ…!」
「どうだい柚子ちゃん、気持ち良いだろう!?でも、逃げちゃいけないよ……ヒヒヒッ」
乳首「だけ」に与えられる刺激はその快感を否定できないものにしていた。
しかも逃げることを許されない柚子は、身体を動かすことさえできずに…ただ身体を震わせて懸命に堪えるしかない。
沼田は指の甲を使い
触れるか触れないかの位置で──
突起の先端ばかりに切なくなるような微かな刺激を
ひたすらに
与えていた。
「──…ハァッ…ひ…っ」
その微かな刺激も継続して与えられることによって
柚子の理性を蝕んでいることは確かだった。
「ほらっ!!気持ち良いならそう言いなよ!!もっと強く触って欲しいんだろ!!?」
目を見開いた沼田は、興奮した様子で柚子を責め立てる。
「…っ……やっ…いやッ………ひゃ…」
刺激され続ける両乳首は狂おしいほどに反応し、柚子に降伏を迫っているようだった。
そこで沼田はここぞとばかりにたたみかけた。
乳首全体を撫でさするようにこねくり回し始める。
「…!!…ッ…ぁあ…!!」
やっと与えられた強めの刺激に、彼女の身体は大きく仰け反った。
「や、やめて!……あぁッ…」
既に彼女の身体はその卑猥な指から逃げようと左右に動いてしまっていた。
だが今度は沼田はそれを制することはせず……眉間に皺を寄せて快感に堪える彼女を、鼻息荒く見つめている。