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不良の彼は 甘くて強引
第6章 忍び寄る陵辱の影


「わっ、約束破ったな!! じゃあお仕置きだ!!!」


沼田はどこか嬉しそうにそう言い放つと

彼女を押さえ込みまんぐり返しの状態にしてその上にまたがった。


「……いやっ」

身動きを全く封じられ、恥ずかしい所が丸見えになる。


そしてまた、あの音が...



ヴィィ--……


「いやぁ!!! 許して! トオルさん、許してぇ!!!」


その音に、彼女は怯えた悲鳴をあげる。



「じゃあ…『トオル君、あなたの奴隷になりますから、どうかわたしを許して下さい』って、言ってごらん?」


屈辱的な降伏だが迷う余裕も権利もない。



「…と、トオル…君、あなたの奴隷にな…ッ!!!!」


言い終わらない内に
それが突起に押しつけられた──




「……はぁぁ!!! 待って! 言いますからっ、ああ!!!」


「ほら、言い直して」


「…ひッ、トオル君!!! あな…たの…!!!…ああんッ!」


「ヒヒッ、始めから~」


「いやぁ…!!ああ!…と、トオルく…!!!」


「全然、何言ってるかわかんないよ?」



ブブブブ・・・・


容赦のない機械音

感情の無いその動きは、柚子が泣こうがわめこうが関係ない。

ひたすらに赤く腫れ上がった肉芽をいたぶりぬく。



「……あぁ!!!…あぁ!!!…そこダメぇ!!!…ダ…!!」



押し寄せる望まない快楽に
いや、もはや苦痛に近いその過剰な刺激に

彼女はまともに話すことなど不可能だった……。




「どうか…! ハァ、許して……!! あ!…あああ!!!!」






沼田に、柚子を許す気など微塵もなかった。




恥辱にまみれて絶頂を繰り返す女の顔

普段はしとやかな美女が、快楽に逆らえずあげてしまうヨガり声



それこそがこの男の大好物なのだから──。








───…






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