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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第17章 挑発
「今日は、あの・・・・」
「はい?」
ためらいがちに切り出す言葉を、竹内は遮るように聞き返した。
「時間は・・・・お仕事が、おありになるんでしょう?」
「いやぁ・・・あはははは・・・」
早く追い返したくて言ったのに、笑ってはぐらかせている。
「おかげでカバンも見つかりましてね。まあ、僕がいなくても優秀な社員が頑張ってますから、急いで帰る事もないですよ・・・・」
そう言うと、新しいタバコを取り出して火をつけた。
さっき消したばかりのが、まだ火がくすぶって焦げ臭い煙を出している。
まるで帰るそぶりを見せない男に、香奈子は苛立ちをつのらせていた。
「たしか・・・・ご主人は今週一杯、出張だそうですね」
「え、ええ・・・」
「沖縄に3日間か・・・・羨ましい限りだ」
「仕事ですから、仕方ありませんわ」
「本当に仕事なのかな?」
含みのある言い方に、香奈子の眉がピクリと動いた。
「それは、どういう意味ですか?」
「ハハハ・・・・もしかしたら、と思っただけですよ」
険しい表情で見つめる視線を、竹内はくすぐったく感じていた。
(ヒョウー・・・・。これこれ、この顔・・・いいねぇ)
切れ長の大きな瞳で睨まれると、ゾクゾクしてくる。
美しい女が怒る様は、返ってイタブリたい気持ちが膨らみ興奮するのだった。
「はい?」
ためらいがちに切り出す言葉を、竹内は遮るように聞き返した。
「時間は・・・・お仕事が、おありになるんでしょう?」
「いやぁ・・・あはははは・・・」
早く追い返したくて言ったのに、笑ってはぐらかせている。
「おかげでカバンも見つかりましてね。まあ、僕がいなくても優秀な社員が頑張ってますから、急いで帰る事もないですよ・・・・」
そう言うと、新しいタバコを取り出して火をつけた。
さっき消したばかりのが、まだ火がくすぶって焦げ臭い煙を出している。
まるで帰るそぶりを見せない男に、香奈子は苛立ちをつのらせていた。
「たしか・・・・ご主人は今週一杯、出張だそうですね」
「え、ええ・・・」
「沖縄に3日間か・・・・羨ましい限りだ」
「仕事ですから、仕方ありませんわ」
「本当に仕事なのかな?」
含みのある言い方に、香奈子の眉がピクリと動いた。
「それは、どういう意味ですか?」
「ハハハ・・・・もしかしたら、と思っただけですよ」
険しい表情で見つめる視線を、竹内はくすぐったく感じていた。
(ヒョウー・・・・。これこれ、この顔・・・いいねぇ)
切れ長の大きな瞳で睨まれると、ゾクゾクしてくる。
美しい女が怒る様は、返ってイタブリたい気持ちが膨らみ興奮するのだった。