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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第27章 香奈子様へ―その3(自分から)
『ああ・・・・か、香奈子ぉ・・・』

『ああ・・・た、竹内さん・・・』

湧き上がる興奮に堪らず細い体を引き寄せると、香奈子も直ぐに反応して竹内の広い背中に両手を廻した。

『んふぅっ・・・んんっ・・・』

重なる唇から漏れる息は、どちらのものか判別がつかない。

『あふぅ・・・んんん・・・・・あはぁ・・・』

香奈子はより積極的にキスを楽しんでいた。

『むふぅ・・・美味しいっ・・・・・あふぅ・・・んん』

ヤニ臭い男の唾液をジュルジュルと音をたてて吸っている。

『おお・・・・香奈子ぉ・・・』

竹内も負けじと香奈子の舌を絡めとり、その甘美な味を堪能していた。

『好きだ・・・・香奈子ぉ・・・好きだぁ』

熱い息と共に送り込まれる愛の囁きを、もはや拒む事はしない。

『あふぅ・・・んん・・・・・わ、わたしもぉ』

罪悪感を呼ぶ夫の顔も、脳裏に浮かんではこない。

『好きぃ・・ああ・・・・好きぃ・・・』

目の前にある不条理な欲望に、身も心も捧げてしまったのである。
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