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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第27章 香奈子様へ―その3(自分から)
『好きぃ・・・竹内さん・・・』
『香奈子ぉ・・・』

互いの名を呼び合いながら唇を貪る二人は、まさに恋人同士のように見える。

「あああ・・・・そう・・・・・好きなのぉ・・・あああ・・・・」

スピーカーから漏れる自分の声を、素直な気持ちで聞いていた。

「うふぅ・・・・ん・・・・いい・・・ああ、いいのよぉ」

バストに伸びた右手が、硬くなった先端をなぞっている。

「もう、いいの・・・いいのぉ・・・」

自分を許すことにした香奈子は、快楽を満喫していた。

忘れようと無意識に閉じ込めていた記憶は破裂して飛び散った後、甘美な官能で香奈子を包んでいた。

イメージを増幅された昨日の体験は見、つめているだけなのにリアルに再現されていた。

送信された映像は1よりも2が、2よりも3の方がより強烈なショックを与えてくれる。

「ああ・・・いいっ・・・んふぅ・・・」

携帯電話を握り締める左手の指先は、右手が作る快感で震えている。

まるで他人の手のように、敏感な場所をなぞっていく。

「いいっ・・・そこっ・・もっとぉ・・・」

はしたない声を出す自分が嬉しくて、香奈子は笑みを浮べていた。
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