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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第32章 思い出づくり
(あああ・・・・)
その目が、香奈子を絡みつくように見ている。
『もう、以前のあなたとは違うのですから・・・』
まるで自分に向かって話しているようで、一つ一つが胸につきささる。
脳裏に、自分が犯した隠微な痴態が浮かび上がっていた。
『さあ、お名前からお伺いしましょうか?』
『い、いやっ・・・』
差し出されるマイクに女は答える事も出来ず、首を振った。
『あうっ・・・・』
ムチがとんだ。
『何、上品ぶってるんだよぉっ・・・』
黒尽くめの女が大きな声で叫んだ。
『お前が望んだから、ここにいるんだろうがぁ』
可愛い顔立ちからは想像も出来ない程の荒々しい迫力に、場内がシーンと静まり返った。
『うっ・・・ううぅ・・・』
すすり泣く女の声だけが、微かに聞こえてくる。
『おやおや・・・』
シルクハットの男が、わざとおどける様に言った。
『乱暴はいけませんねぇ・・・』
優しい口調が緊張を和らげる。
『怖がっているじゃ、ありませんか・・・・ねぇ・・・?』
会場にいる女性客だろうか、クスリと笑い声が聞こえた。
『でも、ご安心下さい・・・』
タイミング良く、男が答えている。
『彼女は真性のマゾですので、いたぶられるのが、本当は大好きなんですよ・』
場内がドッと沸いた。
その目が、香奈子を絡みつくように見ている。
『もう、以前のあなたとは違うのですから・・・』
まるで自分に向かって話しているようで、一つ一つが胸につきささる。
脳裏に、自分が犯した隠微な痴態が浮かび上がっていた。
『さあ、お名前からお伺いしましょうか?』
『い、いやっ・・・』
差し出されるマイクに女は答える事も出来ず、首を振った。
『あうっ・・・・』
ムチがとんだ。
『何、上品ぶってるんだよぉっ・・・』
黒尽くめの女が大きな声で叫んだ。
『お前が望んだから、ここにいるんだろうがぁ』
可愛い顔立ちからは想像も出来ない程の荒々しい迫力に、場内がシーンと静まり返った。
『うっ・・・ううぅ・・・』
すすり泣く女の声だけが、微かに聞こえてくる。
『おやおや・・・』
シルクハットの男が、わざとおどける様に言った。
『乱暴はいけませんねぇ・・・』
優しい口調が緊張を和らげる。
『怖がっているじゃ、ありませんか・・・・ねぇ・・・?』
会場にいる女性客だろうか、クスリと笑い声が聞こえた。
『でも、ご安心下さい・・・』
タイミング良く、男が答えている。
『彼女は真性のマゾですので、いたぶられるのが、本当は大好きなんですよ・』
場内がドッと沸いた。