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第68章 盛り上がるショー

「本当だ・・・・そっくりだぜ」

二人を見比べるYの両目は、興奮に赤く血走っていた。

「おおお・・・・す、凄ぇ・・・」

他にも男が三人、ステージに上がって口々に呟いている。

抽選から漏れたギャラリー達から嫉妬の視線を浴びせられ、優越感がこみ上げているのだろうか、四人それぞれが引きつった笑みを浮かべている。

「お、俺は娘からだ・・・」

Yはすかさず好位置をキープすると、少女の細い顎を持ち上げ唇を重ねた。

「うぅ・・・・」

柔らかな感触に手ごたえを感じた男は舌をこじ入れ、激しく吸い取っていく。

「んん・・・・・んみゅぅ・・・むうぅ」

（す、凄ぇ・・・・や、柔らけぇ）

十六歳の唇は最高に新鮮だった。

粘りつく唾液と鼻から漏れる息が甘く感じられる。

薄目を開けると、隣にいる香奈子が見えた。

その端正な顔立ちが、まぎれも無い親子だと証明している。

瞬時に比べてみたい欲望がわきあがる。

母と娘を同時に犯す事が、どれほどの興奮を呼ぶものか想像もつかないほどだった。

「んぐぅ・・・」

あごひげが、もみ上げまで繋がっている毛深い男が香奈子の唇を奪う。

（チッ・・・・）

心の中で舌打ちをしたYだったが、気を取り直して目の前の少女を味わう事にした。