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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第68章 盛り上がるショー
「お、おい・・・早く代われよ・・・」

背後で茶髪の男が悔しそうな声を出している。

まずはキスからと決めていた男達は、先を越されても辛抱強く待つしかなかった。

(フンッ・・・)

Yは鼻で笑うと、尚も激しく唇を吸い取っていった。

「んふぅ・・・・んん・・・」

すると、少女の方から甘い息と共に舌が差し出され、絡めてくるではないか。

(お・・・おおぉ・・・)

名門女子高の象徴である、胸のスカーフが揺れている。

「あふぅ・・・・んん・・・・んふぅ・・・んん」

ウットリと目を閉じたまま、男の唇を美味しそうに味わっている。

「も、もう・・・・我慢できねぇ」

茶髪の男が引きちぎるように奪い取ると、圭子の唇をむさぼっていった。

「んほぉ・・・・おお、おお・・・・おほぉ」

最初の男のヤニ臭い味が一瞬、気になったが、すぐに唾液は甘い味に変わった。

「ん・・・・んふ・・・あふぅ・・・」

同時に漏れてきた少女の息が、焦らされていた男の欲望を満たしてくれる。

圭子も抵抗するどころか相手の舌を絡めとり、積極的に味わっていく。

恋人同士のように唇を重ねあう二人を見ながら、十六歳の少女との甘美なキスの余韻にYは浸っていた。

隣を見ると、鎖を解かれた香奈子も浅黒い別の男と抱き合い、激しい口付けを交わしている。

同じように余韻に浸っていたモミアゲの男と目が合ったYは、ニヤリと笑った。

場所を交換する男達の想いは同じである。
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