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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第75章 終わりの無い悪夢(第十一部)
それほど、思い出は強烈だった。

名門女子高の制服に身を包んだ少女は、まさに可憐な天使に見えた。
艶やかな髪から漂う甘い香りは、何とも言えず夢心地にさせてくれる。

まっすぐ通った鼻筋、半月形の瞳に沿い緩やかなカーブを描く薄い眉。
アイドル歌手でも、こんな可愛い少女はいないだろう。

(それが・・それが、今・・・)
この腕の中にいるのだ。

「うっ・・・ふぅ・・ん・・・・」

薄汚れた中年に抱きしめられているというのに、抵抗するでもなくジッとしている。
それどころか、両目を閉じて悩ましい吐息を漏らす無防備な仕草は、愛撫を催促しているようにも思える。

「き、今日は・・・たっぷり楽しもうぜ」
幸運な状況に戸惑いながらも男は探りを入れるように囁いた。

「あ・・・あぁ・・・・」
少女は嫌がる素振りも見せず切ない声を漏らしている。

(あ、あの時と同じだ・・・)
男は声を詰まらせて聞いた。

「い、いいのか・・・本当に?」
少女は信じられない事にコクンと頷いたのだ。

(凄ぇ・・・凄ぇっ・・・)
叫び出したい衝動を必死に堪える男は、体中の血が逆流するのを感じていた。

(こ、こいつ・・・マジ、淫乱だぜ)

男は慎重に手をスカートの中に滑り込ませた。
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