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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第75章 終わりの無い悪夢(第十一部)
(いやらしいっ・・・ああ、凄く・・・・いやらしいっ)

自分をさげすむ事でより、不条理な快感が得られる。
植えつけられた淫乱な欲望は、純真で無垢だった圭子をメス犬に変えてしまうのだ。

「えぇっ・・・?」
右隣りにいた男が小さく叫んだ。

新聞越しに覗く目が驚きに大きくなっている。
左隣りの男も気づいたらしく、ポカンと口を開けてこちらを見ていた。

「あっ・・ああぁっ・・・」

(そ、そんなぁ・・・・)
血が逆流していく。

見られている。

満員電車でセックスしている姿を目撃されたのだ。

羞恥心で圭子の顔は真っ赤に染まっている。
余りにも無防備だった自分に愕然となる。

淫靡なシチュエーションに没頭しているうちに、見つかる事などあり得ないと思い込んでいたのかもしれない。
だが実際には恥かしい姿を間近で見られているし、助けを求める事など出来る筈も無い。

男達も助けるべきなのか迷っていた。
電車という公共空間の中で犯されているにも関わらず、少女が嫌がっているようには見えないからだった。
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