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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第81章 終章
「フフ・・・・」
香奈子は口元をほころばせた。
髪をとく、娘の柔らかな手つきが何だかくすぐったく感じる。
「ダメよ、動いちゃ・・・・」
「ごめんなさい・・・・」
鏡の中で目を合わせた二人は笑みを浮かべた。
南半球のシドニーは今が夏の季節だ。
薄闇が白み始める早朝も全裸の二人には丁度涼しい心地よさだった。
緩やかな時間が流れていく。
白いうなじに微かに見える赤いアザは、激しい愛の営みの余韻を物語っていた。
潤んだ瞳は妖しい光を宿したまま互いを見詰め合う。
(狂ってなんか、いない・・・・)
香奈子は心の中で何度も呟いている。
実の母と娘が愛し合うなんて許されない事かもしれない。
(だけど・・・・)
香奈子は思う。
愛おしい圭子のためなら、どうなってもかまわないではないか。
たとえ、それが常識を超えた行為だろうと。
(私達には、こうするしかないのよ)
ギュッと唇をかみ締めると、過ぎ去った日々を思い浮かべた。
香奈子は口元をほころばせた。
髪をとく、娘の柔らかな手つきが何だかくすぐったく感じる。
「ダメよ、動いちゃ・・・・」
「ごめんなさい・・・・」
鏡の中で目を合わせた二人は笑みを浮かべた。
南半球のシドニーは今が夏の季節だ。
薄闇が白み始める早朝も全裸の二人には丁度涼しい心地よさだった。
緩やかな時間が流れていく。
白いうなじに微かに見える赤いアザは、激しい愛の営みの余韻を物語っていた。
潤んだ瞳は妖しい光を宿したまま互いを見詰め合う。
(狂ってなんか、いない・・・・)
香奈子は心の中で何度も呟いている。
実の母と娘が愛し合うなんて許されない事かもしれない。
(だけど・・・・)
香奈子は思う。
愛おしい圭子のためなら、どうなってもかまわないではないか。
たとえ、それが常識を超えた行為だろうと。
(私達には、こうするしかないのよ)
ギュッと唇をかみ締めると、過ぎ去った日々を思い浮かべた。