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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第11章 残酷な風景
「い、いやらしいっ・・・・ああ・・・いやらしいっ・・・わたしぃ」

携帯電話を持つ男の腕に指を絡ませ、食い入るように見つめている。

「そうだ、淫乱なんだよ・・・・お前は」

竹内が耳元で囁いている。

「ううっ・・・・」

その声に圭子も反応する。

痴漢された時の感覚が蘇る。

「上品そうな顔をして・・・・最初から、俺を誘っていたんだろう?」

「ああ・・そ、そんなぁ・・・」

「その証拠は、ここに全部映ってるぜ」

「ああっー・・・・」

「フフフ・・・ハハハハハ・・・・」

竹内が大きな声で笑うのを、圭子は悔しく聞いていた。

(やっぱり、何かある・・・・あの携帯電話に)

圭子はキッとした表情で男をにらみつけた。

母に憤りを感じていたが、それ以上に竹内に対して怒りがこみ上げてきていた。

(多分、無理やり犯した後で、ママを脅したんだわ・・・・可愛そうなママ)

「許せないっ・・・・」

思わず叫んだ時、竹内の顔がこちらを見た。
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