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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第11章 残酷な風景
「ヒッ・・・」

慌ててドアの影に隠れたのだが、少女の全身に恐怖が走り、震えが止まらなかった。

一瞬の事であったが、睨みつけた目は野獣のような迫力を感じたからだ。

恐る恐る覗いてみるとまだ、こちらを見ている。

(ああ・・・・どうしよう・・・・見つかっちゃった)

ついさっきまで、母を救おうとしていたのに、いざ男に睨みつけられると、身体がすくんでどうする事も出来なかった。

メガネのレンズの光が時折、反射して見えない眼差しが返って不気味に感じる。

蛇に睨まれたカエルの如く、少女は男から視線を外す事もせずに見つめていた。

「ふんっ・・・」

竹内は気づいていないのかもしれない。

香奈子を抱きしめたまま、こちらに近づいてくる様子もなかった。

だが、圭子が隠れているドアの方に顔は向けたままだった。

「よし、これからもっと、淫乱に調教してやるぜ」

そう言うと、香奈子の身体をはなし、立ち上がった。

「ああっ・・・・」

少女の叫びは決して小さくはなかった。

竹内に気づいた様子はなかったが、仁王立ちしたペニスが目の前に反り返っていた。

(い、いやっ・・・・・)

拒みながらも、改めて見る男の性器は興奮を誘わずにはいられなかった。

散々、母の痴態を見続けた圭子は、知らず知らずの内に好奇心が芽生えていた。

反り返るコックに目が釘付けになり、気持ちが吸い込まれそうになる。
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