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嵐の夜に痕をつけられて
第3章 先輩と暗闇と雨 ★
ふらつく足元を支えるために目の前の大きな胸にしがみつくと、筋肉質な身体と鼓動がシャツ越しに伝わってきた。
この身体に触れたい。
私に触って欲しい。
身体の奥はすでにぐちゃぐちゃなっていた。
膝を擦り合わせる私に気付いた相沢さんが右手を私の太ももに伸ばす。
左手は優しく身体を撫でていく。
首が自由になったのに私は相沢さんを振り払うことができない。
相沢さんの手が触れるところを期待してしまう。
スカートの中の太ももを伝って付け根にさしかかり、触って欲しくて足を少し開いたときだった。
バチンッ。
「あっ」
電気が復旧して真っ暗だったオフィスに煌々とした明かりが戻った。
目の前に見慣れた日常の景色が広がり急に現実に引き戻される。
そうだ、私は職場にいるんだった。
「いい眺めだな」
頭の上から降ってきた言葉の意味が分からず、思わず見上げると相沢さんは真顔で私の胸元を見ている。
そのまま自分の胸元を見下ろすといつのまにかブラウスが大きくはだけ、下着が露わになっていた。
「ひっ!」
悲鳴にもなれない叫びを上げながら相沢さんから離れ、後ろを向いて急いで服を直す。
足を少しでも動かすと下着が濡れていることが嫌でも分かる。
どうしよう、どうしよう
職場の先輩と、しかも相沢さんとなんて事をしちゃったんだろう。
恥ずかしくて、相沢さんの顔を見れる気がしない。
しかもあんな声まで出して……!
誰か私をどこかに埋めてほしい。
仕事で関わることもあるのに今後どう接すればいいんだろう。
明日からのことを考えると羞恥心で泣きそうになった。
慌てて服を整える私の背後で、普段は無愛想な相沢さんが口に手を当てながら笑いを噛み殺しているとは思いもしなかった。
この身体に触れたい。
私に触って欲しい。
身体の奥はすでにぐちゃぐちゃなっていた。
膝を擦り合わせる私に気付いた相沢さんが右手を私の太ももに伸ばす。
左手は優しく身体を撫でていく。
首が自由になったのに私は相沢さんを振り払うことができない。
相沢さんの手が触れるところを期待してしまう。
スカートの中の太ももを伝って付け根にさしかかり、触って欲しくて足を少し開いたときだった。
バチンッ。
「あっ」
電気が復旧して真っ暗だったオフィスに煌々とした明かりが戻った。
目の前に見慣れた日常の景色が広がり急に現実に引き戻される。
そうだ、私は職場にいるんだった。
「いい眺めだな」
頭の上から降ってきた言葉の意味が分からず、思わず見上げると相沢さんは真顔で私の胸元を見ている。
そのまま自分の胸元を見下ろすといつのまにかブラウスが大きくはだけ、下着が露わになっていた。
「ひっ!」
悲鳴にもなれない叫びを上げながら相沢さんから離れ、後ろを向いて急いで服を直す。
足を少しでも動かすと下着が濡れていることが嫌でも分かる。
どうしよう、どうしよう
職場の先輩と、しかも相沢さんとなんて事をしちゃったんだろう。
恥ずかしくて、相沢さんの顔を見れる気がしない。
しかもあんな声まで出して……!
誰か私をどこかに埋めてほしい。
仕事で関わることもあるのに今後どう接すればいいんだろう。
明日からのことを考えると羞恥心で泣きそうになった。
慌てて服を整える私の背後で、普段は無愛想な相沢さんが口に手を当てながら笑いを噛み殺しているとは思いもしなかった。