この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
園
第1章 レディスキッチン 園

彩乃は、テーブルに置かれた伝票を手にすると、後ろから聞こえてくるおばさまたちの喘ぎ声を無視して立ち上がった。それに合わせてエイコも立ち上がる。
「驚かしちゃったんで、お会計はいいです」
エイコが笑顔で言う。彩乃は困惑の表情になる。
「……いいえ、それは悪いわ。お料理は美味しかったんだから」
「いいんです。後で店長に言っておけば済みますし、もしもの時はあのおばさまたちから徴収します」
「そうなの……」
彩乃の後ろではさらに喘ぎ声が大きくなっている。エイコはその様子を見ている。……この娘もそっちなのかしら?
「わたしは、どっちもです」エイコは彩乃の心の声を聞き取ったように言った。「でも、どっちかって言うと、女の方が良いかなぁ」
彩乃はどう答えていいのか分からず、黙っていた。エイコはそれを話しを聞いてくれていると思ったのか、続けた。
「おばさまたちはベテランだからすごいんですよ。三人がかりでされると、もうめろめろになっちゃうんです…… でも、本当はわたしは若い人が好き……」
エイコはそう言いながら、彩乃に向かって右手を伸ばす。人差し指を立てて、つんと彩乃の左胸をつついた。
「あっ……」
彩乃は思わず声を上げる。服の上からなのに、的確に乳首を突いて来たからだ。エイコはにっこりと可愛らしく微笑んでいる。
「帰るわ!」
彩乃は怒った声で言い、店のドアまで進む。
「……あらあら、おばさまたちったら」
エイコの声に思わずおばさまたちの方を見た。上半身裸になった田所のおばさまの乳首を、右は千葉のおばさま、左は佐藤のおばさまが吸っていた。二人の頭を田所のおばさまが抱えている。この二人のおばさまも上半身裸だ。
彩乃から見える田所のおばさまの表情は、口を半開きにし、目を閉じ、今まさに淫楽を貪っている最中というものだった。
彩乃は大慌てでドアの前に立った。ドアが開く。彩乃は小走りで店を出た。
「ありがとうございましたぁ! またどうぞぉ!」
エイコの声が彩乃を追いかけてきた。
「驚かしちゃったんで、お会計はいいです」
エイコが笑顔で言う。彩乃は困惑の表情になる。
「……いいえ、それは悪いわ。お料理は美味しかったんだから」
「いいんです。後で店長に言っておけば済みますし、もしもの時はあのおばさまたちから徴収します」
「そうなの……」
彩乃の後ろではさらに喘ぎ声が大きくなっている。エイコはその様子を見ている。……この娘もそっちなのかしら?
「わたしは、どっちもです」エイコは彩乃の心の声を聞き取ったように言った。「でも、どっちかって言うと、女の方が良いかなぁ」
彩乃はどう答えていいのか分からず、黙っていた。エイコはそれを話しを聞いてくれていると思ったのか、続けた。
「おばさまたちはベテランだからすごいんですよ。三人がかりでされると、もうめろめろになっちゃうんです…… でも、本当はわたしは若い人が好き……」
エイコはそう言いながら、彩乃に向かって右手を伸ばす。人差し指を立てて、つんと彩乃の左胸をつついた。
「あっ……」
彩乃は思わず声を上げる。服の上からなのに、的確に乳首を突いて来たからだ。エイコはにっこりと可愛らしく微笑んでいる。
「帰るわ!」
彩乃は怒った声で言い、店のドアまで進む。
「……あらあら、おばさまたちったら」
エイコの声に思わずおばさまたちの方を見た。上半身裸になった田所のおばさまの乳首を、右は千葉のおばさま、左は佐藤のおばさまが吸っていた。二人の頭を田所のおばさまが抱えている。この二人のおばさまも上半身裸だ。
彩乃から見える田所のおばさまの表情は、口を半開きにし、目を閉じ、今まさに淫楽を貪っている最中というものだった。
彩乃は大慌てでドアの前に立った。ドアが開く。彩乃は小走りで店を出た。
「ありがとうございましたぁ! またどうぞぉ!」
エイコの声が彩乃を追いかけてきた。

