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新解釈 紺屋の女房
第6章 花魁の嫁入り
「思えば儂らも興奮してあのように初枕を迎えたよな」
吉兵衛は天井を見つめながら遠い昔の記憶を
思い出していた。
「お前さまったら、上手く挿せなくて
入れる前に子種を出してしまいましたわね」
お玉も自分達の初枕を思い出しながら
吉兵衛の珍宝(ちんぽ)を扱(しご)き始めた。
「互いに歳をとったが、
お前と夫婦(めおと)になれたのが
儂の人生で最高の喜びだ」
吉兵衛の手は自然とお玉の襟元を割り
垂れはじめた大きな乳房を揉んだ。
あっという間に乳首が勃起して
それを吉兵衛に摘ままれた。
「お玉…久々に…どうじゃ?」
吉兵衛が夫婦の営みを求めてきた。
「お前さま…」
お玉は待ちわびたように寝巻きの帯を解いた。
久々のお玉の裸体であった。
見慣れた裸体ではあるが、
今宵は一段と美しい。
「お玉。愛しておるぞ」
吉兵衛はお玉の体に覆い被さった。
久蔵と高尾の夜の営みの喘ぎ声で
養父と養母が若さを取り戻し
営みはじめた事など露知らず。
若い二人は、まるでこの世に二人だけのように
甘い時を過ごしていた。
「お前さま…欲しいでありんす」
高尾は布団に体を横たえて
膝裏を手で抱えて脚を大きく開いた。
久蔵も一刻も早く挿したくて仕方なかったので
高尾の要求に応えた。
己の強ばりを握りしめ、
たっぷりと潤った高尾の股間の女陰(ほと)にあてがった。