パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 Day 3

「真子さん、何があったのかわかりませんが、僕でよければ話してください」

女性は相手に自分の話を聞いてもらえることが何よりも安心感を得る。
「解決」や「答」は求めていない。
自分の話を聞いてくれて、「うんうん」と頷いてくれることが大事なのだ。

その意味において、洋介は絶妙のタイミングでその言葉を発した。

洋介が真子の掌の掌を重ねる。
突然のタッチに動揺する。

そればかりか、洋介は真子の脚の間に自身の脚を差し入れた。
二重のタッチで激しく心が揺り動かされる。

真子は、言葉を発する代わりに、無言の合図で洋介に全てを預けてしまった。

心も……身体も……